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オズのカエルマン
第一幕その十
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「こうしておやつの時間に楽しむ方法もそれぞれね」
「私のお勧めは」
 ナターシャが言うことはといいますと。
「やっぱりロシアンティーです」
「ジャムを舐めながらよね」
「飲むやり方です。それでお菓子は」
「あのロシア風の」
「硬いクッキーみたいなものです」
「ロシアのケーキもそうよね」
 ドロシーはこのお菓子についても応えます。
「硬くて。けれど凄く甘くて」
「私的にはケーキはそちらです」 
 ロシア人だからです、このことは。
「ロシア風のケーキで」
「そうよね」
「はい、この楽しみ方がお勧めです」
「そちらもよくなってきたわね」
 ドロシーはお菓子についてはかなり移り気です、それでロシアのお茶についてもその移り気を向けたのです。
「何か」
「じゃあコーヒーにうんと甘いお菓子は」
 最後にカルロスが言ってきました。
「どうでしょうか」
「何か皆よくなってきたわね」
「ドロシーさん甘いもの大好きですからね」
 神宝もにこりと笑ってお話します。
「そうですよね」
「ええ、何でも好きだけれど」
 それでもというのです。
「甘いものは特にね」
「大好きですよね」
「そうなの、だからこうしたお話になると」
「自然とですね」
「乗るのよ」
 お話の波、それにです。
「そうなるわ」
「そうですよね、僕達もそうですし」
「甘いものは最高の魅力があるわ」
 それこそというのです。
「もうどれもいいわね」
「甘いものからは離れられないっていいますけれど」
「本当にそうよね」
「はい、こうしてティーセットを楽しむことも」
「いいわよね」
「そしてこのティーセットを楽しんで」
「全部食べたらね」
 その時にというのです。
「真実のいけに行きましょう」
「わかりました」
「それでね、カエルマンさんお元気かしら」
「最近エメラルドの都にも来られてないんですね」
「そうなの、ずっと村にいるの」
 そのイップの村にです。
「そこで村の人達と仲良く楽しく暮らしてるから」
「だからですね」
「都には最近来てないわ」
「何かカエルマンさんは」 
 神宝はこのことを聞いてこんなことを言いました。
「かかしさんや木樵さんと比べてあまり都に来られないですね」
「そうなの、かかしさんや木樵さんはよくね」
「来ますよね」
「あの人達は私の一番の親友の人達だから」
「僕と一緒でね」
 ドロシーの横にいつもいるトトも言います。
「あの人達はドロシーの一番の親友だよ」
「そうだよね」
「そうそう、かかしさんや木樵さん達も呼びましょう」
 この人達のお名前が出たところでドロシーは閃きました。
「それで一緒にジグゾーパズルを楽しみましょう」
「他の人達も呼びましょう」
 神宝はこ
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