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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
悪魔の心臓・・・来襲!!
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気を揺らし、相手に攻撃を加えたり、相手の攻撃を打ち消すことができる」
「私の魔法は“風”。羽を使って様々な風を操ります」

振動と風・・・どっちも目に見えにくいものだなぁ。

「ルイズ、こいつの魔法・・・まさか」
「おそらく、カミューニ様が言っていたのはこいつのことのようですね」

ライオンとカラスは何やらコソコソと話している。余裕か!!

「ふざけるなよ!!水竜の砕牙!!」

コソコソと話している今の状態なら、一気に距離を詰めて勝負を決めてやる!!

「叫び!!」
「うおおお!!」

ライオンが俺が近づけないように空気を振動させるが、もう遅い!!

「何!?」
「どりゃあ!!」
「突風!!」

俺がライオンに砕牙がする直前、カラスが羽を使って俺の速度を減少させる。

「やべ!?」

速度を失った俺は、ライオンに攻撃が届く前に浮力を失い、ライオンとカラスの前で止まってしまう。

「バカめ!!喰らえ!!」
「ぐあっ!!」

ライオンは刀で俺の腕を切りつける。くそっ!!

「水竜の鉄拳!!」
「遠吠え!!」
「うるせぇ!!」

ライオンのあまりの声の大きさに、俺は耳を押さえてしまう。

「隙あり!!」
「がっ!!」

カラスが俺の顔に蹴りを入れる。今の攻撃・・・変なところに入った・・・なんか、フラフラする・・・
俺はカラスとライオンの猛攻に思わず膝をついてしまった。























一方、助けを呼びにいったセシリーは・・・セシリーside

早く・・・早くエルザさんたちに知らせないと〜!!
上空から簡易ベースを探しているけど、木が生い茂っていてよくわからない!!どうしよう!!このままじゃシリルが・・・

「業魔!!鉄神剣!!」
「うああああああ!!」

僕が空を飛んでると、どこからかガジルくんの声と誰かの悲鳴が聞こえてきた。何今の!?

「あっちからだ〜!!」

簡易ベースの場所がよくわからないし、ここはガジルくんに助けてもらおう!!
僕はそう思い、声のしたほうへと急いで向かった。






















シリルside

「ふははははは!!この程度の奴ばかりなら、本隊が上陸する前に片がつくな!!」
「アズマも別に、潜入しておく必要もなかったようですね」

本隊・・・?それに、潜入しておくってことは・・・まさか、かなり前からこの島にいた奴がいるのか?

「く・・・そ・・・」
「ほう。まだ立ち上がるのか」

俺は左腕を押さえながら立ち上がる。あとでウェンディに治癒をしてもらわないと・・・その
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