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ハイスクールD×D大和の不死鳥
46会談後
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◇ヤマト

「ってなわけで、今日からオカルト研究部の顧問をすることになった。これからはアザゼル先生と呼べ。もしくは総督でもいいぜ?」

「どういうわけか、きちんと説明しなさい」


着崩したスーツ姿のアザゼルの頭をスパンッ、とハリセンで叩くヴァーリ。

「いって。……まあ、簡単に言えばセラフォルーの妹に頼んだらこの役職になった」

「ソーナが?何故そんなことを……」

「さあな?俺はサーゼクスに頼んだらセラフォルーの妹に言えというんだ。だからあいつに頼んだ。……あ、そうそう。ヴァーリとシュウも二学期になったらここに編入くっからよろしく」

シュウもか?こやつ、いのりのために……

「ま、俺がこの学園に滞在出来る条件はグレモリー眷属悪魔が持つ未成熟な神器
(セイクリッド・ギア)
を正しく成長させる事。ここで神器マニア知識が役に立つわけだ」


アザゼルはそう言って机の上で手を組む。

「それと通達だ、魔王サーゼクス・ルシファーの名において命ず。リアス・グレモリーの女性眷属は楪
の家で暮らす事とする!!」

へぇ〜俺が死んだあと、こうなっていたのか……

「ついでに桜満集も楪家に暮らしてもらう。いいよなヤマト殿?」

「ああ、大歓迎だ。」

「私も行く!」

私もと言い出すヴァーリ。こいつこんな奴だったか?

「お前はダメだ。集は葬儀社の監視で頼んであるんだ」

「むぅ〜」

「……何?」

ヴァーリはいのりを睨みつける……嫉妬が見える。

「私たちも、強くならなくてはいけないのよね」


リアスの言葉に、アザゼルが応じる。


「強くて損なことは無い。で、話では近日中に若手悪魔どもの会合があるんだろう?デビューが近くて若い悪魔がリアス・グレモリーを含めて、数人居ると聞いていたが」

「ええ。名門、旧家の若手悪魔何人かで顔合わせをするわ。……習わしみたいなものよ」

「……大丈夫なんですか?こんな時期に」

祭の疑問はわかる……テロにあって、すぐのことだしな

「俺は推奨するぞ。戦闘経験のない現若手悪魔にゲームでの戦いは良い経験になる。現在の悪魔には人間、堕天使、魔獣やらの転生悪魔がひしめきあっているからな。相手には困らない。その上、豊富なバトルフィールドの設置、戦い方もそれに応じて千差万別ときた。これほど好条件の若手育成環境はない。案外、サーゼクスたちは今の状況を将来的に見据えて、このゲームを創り出したのかもしれねぇ」

それは無いだろうな……

「なーに、俺が直接力の使い方と神器
(セイクリッド・ギア)
の使い方を叩き込んでやるよ。それと、合宿中に試合もセッティングする予定だ。レーティングゲーム形式でひとつやろうと思っている。
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