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大統領の日常
本編
第二十五話 報告とその後
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たやつとかだろう。
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ファイル名「艦これ」
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・・・・・まじか。
確かにドイツは君主制連合の領土だから説明はつくが、
まさかなぁ。
プリンツ・オイゲン、か・・・

ん?まてよ?君主制連合にも艦娘?帰還途中に遭遇した300隻以上の大艦隊?

やばい予感しかしないんだが・・・

恐らくその300隻以上の大艦隊というのはすべて艦娘だろう。ミサイルを迎撃しなかったこととミサイルで反撃してこなかったこと。命中率が非常に低かったこともそれで説明がつく。こっちの艦娘はもともと建造されていた艦にメンタルモデル的な感じで登場したから今の時代でも十分戦える新鋭艦だ。
しかし、向こうは恐らく何かしらの方法で建造しているのだろう。でなきゃ300隻以上の大艦隊が情報部の網に引っ掛かるはずだ。建造の方法が艦これの設定と同じなら短期間に大量建造することも可能だ。その代り最新の兵器などは搭載されていない。建造後に搭載できるかもしれないけど。

しかしなぁ君主制連合にも艦娘が存在するとなると海軍は確実に負けるだろう。戦力差がありすぎる。こちらも艦娘を建造して対抗すればよいと思うかもしれんが建造のための設備もないし、第一艦娘同士で戦うなどできるはずがない。貴族の事だから洗脳とかしてるかもしれんが・・・

とにかく何かしら手を打たないとな。
まぁ艦娘の事は民間人にも公表してるから説明とかに関しては大きな問題にはならないだろうが。
ちなみに軍、民間両方で艦娘のファンクラブが出来上がっているらしい。特に人気なのが那珂、金剛型四姉妹、高雄、愛宕だ。たまにライブなども行っている。ただし高雄&愛宕やライブなどはやってない。ファンクラブも表立ったことはしていない。じゃあなんで人気なのかって?男なら察せ。某総統閣下だって大好きなあれだ。

そういえば艦これの世界では「妖精さん」がいるけど一度も見たことないな。今思えば最初に首都に押しかけてきたときも乗員は乗っていなかった。艦これの世界では各設備や艦載機などは妖精さんが担当していたはずだ。ということは俺が見ていないだけで妖精さんはいる?さすがに今はだめだな、今度聞くか。

「・・わかった。しかし、向こうにも艦娘がいるとはな・・・」
「ねぇテートク、彼女をどうにかHelpしてあげることはできないデスカ?」
助けてあげる、か・・・。
「・・・難しいだろうな。助けるにはこの戦争に勝利しなければならない。何事もそれから、ということになる」
「私たちにできることはないですカ?」
できること・・・彼女たちにできることといえば戦うことだ。しかし、人間が始めた戦争に彼女たちを巻き込みたくはない。それに戦えば当然同じ仲間に銃口を向けることだってある・・・
「お前たちにできることは、戦
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