暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
万理亜らと敵情報公開×新たな一族らの会話
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長谷川先生と別れた後に、護衛である蒼太と隣合わせで歩いていたら滝川に付けといた偵察機から通信が届いた。なので俺と蒼太は送迎車に乗ってから、通信機で偵察機での報告内容を聞いた所だった。応援部隊が、まさかのパワーバカの巨漢野郎だとは思わなかったが、俺でも知らなかった三つ子だとはね。それにゾルギアの懐刀であるゼストまで人間界に来たとは、何かありそうだなと俺は思いながら空間から偵察機を回収した。

「一真様、まさかあの巨漢に三つ子がいるとは思いませんでしたね」

「ああその通りだ。ヴァルガという魔界にいた奴なら知っていたが、巨漢が三匹もいるとは驚きだ」

「今の所は、様子見となりますがいつ襲ってくるかは分かりませんね」

「そうだな。ん?止めてくれ、この辺り周辺にはぐれ悪魔がいる。家にいる沙紀を呼んでくれ、俺はその間に片付けておく」

関所前で停めた車から降りた俺は、半径500m周辺一帯にはぐれ悪魔を感知したので剣を出してからまず一匹目を片付けた。そんで今は闇夜となっているので、普通の人間には見えないが俺らのような者には見える。被害が出る前に叩くという感じで、次々と剣で葬り去る。空中にいた俺と合流を果たした沙紀と共に、家周辺にいるはぐれ悪魔を倒していた。するとパトカーがこの周辺にいるので、パトカーに向けて警察無線に介入させたのだった。

「こちら空中にいる織斑一真だ、織斑家周辺にいるパトカーの諸君応答願いたい」

『こちら蒼翼01、どうかしましたか?』

「現在その辺りにはぐれ悪魔が出没しているが、一般人の眼には見えなくともお前らなら見えるだろう?なので駆除をお願いしたい」

『了解しました。全蒼翼の者達は、被害が出る前に叩くぞ!』

『おおーっ!』

「私は空中からの狙い撃ちをしますので、一真様はいつも通りでお願いします」

「分かってる、という訳で行くぞ!」

そう言ってから、大天使化をしてからの狙い撃ちでここら一帯にいる低級はぐれ悪魔を駆逐していく俺と沙紀だった。地上では低級はぐれ悪魔達が徘徊していたので、一時的に立ち入り禁止にしてから、量産型聖剣エクスカリバーで倒したり対悪魔専用の弾にしてから撃つ警察官諸君。音を消していたので、この辺りにいる住人は気付いていない様子だった。

『こちら蒼翼05、はぐれ悪魔を全て撃破及び駆逐致しました事を報告します』

「ご苦労さん。もうこの辺りにはいないので、引き続きパトロールしてくれたまえ。もしそこに低級はぐれ悪魔がいたら、一般人に気付かれないよう撃破せよ」

『こちら蒼翼本部、了解しました。織斑様もご苦労様です』

そう通信後に、俺と沙紀は家に戻ってきたのだった。夜の十一時だったからか、深雪達もまだ起きていた様子だ。深雪と澪はまだ入浴中だったので、俺は蒼
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