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リリなのinボクらの太陽サーガ
遺跡編 来訪
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な解釈になっているが、彼女が戦う意思を持った時にそのキーワードを伝える事で銃を返す形にした訳だ。

リーゼ姉妹やナカジマ家、ティーダとはミッドチルダに出かけてる時に会えたら挨拶して近況報告する仲になっている。とりあえずギンガやスバルは今も練習を続けていて、ティアナは何とか両親を失ったショックから立ち直ったそうだ。ちなみにアルザスにも偶に様子を見に行ったりして、赤子……キャロの現状を確認したりしている。というか“ムーンライト”に乗せて走ると凄く喜ぶんだよな、あの子。将来何かに乗ったりするんじゃないか?
なお、俺がそんな事をしていると知ってリーゼ姉妹がなんかニヤニヤして見てきた事があったが、“ねばねば”というあだ名をリーゼアリアに送った次の瞬間、二人そろって土下座してきた。“ねとねと”はこれ以上屈辱的なあだ名を増やされたくなくて、“ねばねば”はこのあだ名が広まるのを恐れて、このような行動を咄嗟に取ったようだ。

エレンやサルタナ達ラジエルクルーは最近、第13紛争世界の戦争が収まりつつあるという事で、このまま上手く戦争を終わらせられるように奮闘している。以前、用事があるという事で地球に立ち寄ったエレンが疲れながらも嬉しそうに話してくれた。
一方でハラオウン家はなぜか地球に家を買って、そこに住居を移している。疑問なんだが仮にも管理局の提督職の連中がこんな所に居を構えて本当にいいのか? 以前に管理外世界では許可がどうのとか言っていたが、その辺はあの組織にとってはどうなっているんだ?

ま、そんな事を思っている俺は俺で、八神家で彼女達の生き方を静かに眺める日々を送っていた。一時と比べてのんびりしているように感じるだろうが、これにはちゃんとした理由がある。実は変異体との戦闘中に右肩に刀が突き刺さった時、そのまま激しい動きをして傷口が広がった事で見た目がエライ事になってしまい、“ムーンライト”でミッドに戻るなり、傷を見て真っ青になったはやてやネロ達が「怪我が治るまでは絶対に大人しくして!!」とガチ泣きでお願いしてきたため、仕方なく療養していた。今は傷もちゃんと完治しているが偶に次元世界に出かける時以外は大してやる事が無いため、そのまま流れで休息をとっている。

「かといって別に暇してる訳じゃない。大所帯となった八神家の家事をやったり、はやての家庭教師をやるだけで結構時間が潰れる。それにちょっとした手作業もしていれば、一日が過ぎるのも早く感じるさ」

『ははは……なんか老成してるっていうか、主夫っぽい生活をしてるんですね、サバタさん』

「老成……か。まぁ、これはこれで充実している。それにユーノこそ、久しぶりに連絡を寄越したかと思えば、何故か最近の彼女達の日常を伝える事になってしまったが……そんなに会いたければ直接来ればいいだろう?」

『そう
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