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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エドラス
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シャルルは振り返りハッピーを指さす。

「あんたはなんで何も知らないの!!」
「オイラ・・・」

指を指されたハッピーは下を向いてしまう。シャルルは再びハッピーたちに背を向けて話す。

「とにかくそういうこと。私たちがエドラスの者である以上、今回のことは私たちのせい」
「さっき別の使命って言わなかった?シャルル」
「・・・それは、言えない・・・」

少しの沈黙のあと、ハッピーが背を向けているシャルルに話す。

「教えてシャルル。オイラ、自分が何者か知りたいんだ」
「言えないって言ってんでしょ!!自分で思い出しなさいよ!!」

そう言われハッピーはがっかりと肩を落とす。すると今度はセシリーに話しかける。

「・・・セシリーは知ってるの?」
「えぇ!?えっと・・・」
「言っちゃダメよ、セシリー」
「ううんと・・・言っちゃダメと言うか言えないと言うか〜・・・」

セシリーはあたふたとして周りを挙動不審に見回しながらそう言う。それを見てウェンディはこう思った・・・
[セシリー・・・実は何の任務か知らないのに知ってるとか言っちゃったのね]と。
それを見たナツは一度ため息をついてから話し出す。

「おーし。そんじゃ、話も纏まったことだし、いっちょ行くか!エドラスってとこに!」
「纏まってないわよ!!」

ナツの突然の提案にシャルルが突っ込む。

「てか、あんた全く理解してないでしょ・・・」
「ナツさん・・・」
「どこをどう聞いたらあれで話が纏まったって思うのかな〜?」

シャルルとウェンディとセシリーがナツを見ながらそう言う。

ぐぅ〜

するとハッピーがお腹を鳴らすので、ウェンディたちはハッピーを見て脱力してしまう・・・

「ナツ・・・オイラ・・・不安でお腹すいてきた」
「へへっ。それは元気な証だろ?」

緊張感のないナツとハッピー。ウェンディはシャルルの方を見つめている。

「エドラスにみんながいるんだろ?だったら、助けに行かなきゃな」
「どうなのシャルル?」
「おそらく・・・いるとは思う。だけど助けられるかわからない。そもそも、私たちがエドラスから帰って来れるかどうかさえ・・・」
「シャルル〜・・・」

シャルルは不安そうにそう答える。それを見てセシリーも不安な表情をする。ナツはそんな二人に笑いかける。

「まぁ、仲間がいねぇんじゃ、こっちの世界には未練はねぇけどな。イグニールのこと以外は」
「私も!」

ナツとウェンディがそう言う。するとまたハッピーがお腹を鳴らす。

「みんなを助けられるんだよね・・・オイラたち・・・」
「僕も・・・すごく心配〜・・・」

ハッピーとセシリーがそう言うのを聞いてシャルルは何かを決意する。

「私だって
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