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詩集「棘」
想い描く未来は…

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ねぇ…まだ寝てたの?
今日はとても良い天気だよ
たまには海にでも行かない?
気晴らしにドライブがてら…

心の中で考えて
途中で止めて溜め息ついた
ありもしないから…

想い描く未来は いつも切なくて
まるで逃げ水 追いつくはずない
恋しい君の想いは遠すぎて
手を伸ばしても 届きはしない


今度の休み どこへ行こう?
きっと紫陽花が見頃になるよ
時々 手でも繋がない?
君は嫌がるだろうけど…

静かなこの部屋の中
想って一人 溜め息洩らす
あるはずないから…

想い描く未来は いつも儚くて
まるで蜃気楼 触れることも出来ない
愛しい君の姿は見えずに
名前を呼んでも 答え返らず

想い描く未来は いつも虚しくて
どうせ幻 叶うことはないね…
恋しい君の声も聞けずに
ただひたすらに 君を想ってる…




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