その栄光は死
[1]後書き
私は土属性しか使えないメイジだった、だけどアレを手に入れた時から、私は今までの斥候とは違う、敵の戦力を殺げる斥候になった
私の先祖が持っていたらしい固有の魔法“解析”により、ボウガンというソレを解析し尽くし、改良し、その過程で様々な物を作り出し、無名だった私が王命で斥候するまでになった
最近は姫様からの命でアルビオンの敵戦力の偵察をしているのですが
「頭や心臓を貫いて生きている…ですか」
きな臭い、臭過ぎて逃げ出したいレベルですよ
「っと、回復系だとトリステイン、虚無は無いにしたら、何かしらの物が…っと、指輪」
出て来た人がしているのは指輪、指輪には姫様の水のルビー、アルビオン王家には風のルビーと、最近の技術力を結集しても不可能な物がありますから、指輪持ちを狙って見ましょうか
私は軽弩に追加で長細い棒を取り付け、更に“遠くを見れる場違いな工芸品”こと単眼鏡を取り付け、指輪持ちを狙う、弾は飛距離重視、中身を少し重めに錬金した物をセットし、構える
「………っ!」
飛び出した針は木々をすり抜け、指輪持ちの頭を貫通した
「成功…っと、あれは」
周りに居た人達が倒れた、まさか本当に蘇生でもしていたと? ならあの指輪を回収して解析しなければ
―――――
終戦しました、なんでも戦力の3分の2が無くなったみたいです、私にも帰還命令が出ました
あと指輪、アンドバリの指輪というらしく、報告は紙にして、先にラグドリアン湖に直行しました、心臓に悪いってレベルじゃありませんよ、アレ
「えーっと、これで良いんでしたっけ」
指輪をラグドリアン湖に投げ入れて、早く城に帰ろうとしたら
―――心臓から水の槍が突き出ていた
「な…で」
「貴様か、単なる者よ、ソレがなんであるか、返しに来ただけマシだが、それを奪ったのは許せぬ」
いや…それ盗ったの、私じゃ…無い
私は薄れる意識の中、遠くから入れれば良かったと思った
[1]後書き
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