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魔法少女リリカルなのは 〜黒衣の魔導剣士〜
sts 01 「始動、機動六課」
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 同じ世界の出身で……確か同じ年齢だったはず。普段の仕事は別だっただろうけど、親しい関係にあるのは当然かも。

「あとショウくんとシャーリーは、たまにみんなの訓練を見ることになってるから。みんなのデバイスの改良とか調整とかしてもらうことになってるしね。まあショウくんに限っては、たまにって言ったけど基本的に毎日見ることになるだろうけど。訓練の手伝いをしてもらう予定だから」
「ちょっと待て……」

 ショウさんは額あたりを触れながら搾り出すようになのはさんに話しかける。

「デバイスの件については聞いていたから問題ない……訓練の手伝いってのも補助とかならおかしくはないだろう。だが今の言い方からして、補助を通り越してこの子達の面倒を見るみたいに聞こえたんだが?」
「うん、そういう意味で言ったよ。だってショウくん、ヴィータちゃんと一緒で戦技教官の資格持ってるから。基本的にこの子達の面倒は私が見るつもりだけど、急な用事が入らないとは限らないからね。そういうときのために保険は必要でしょ?」

 さらりと言って笑みを浮かべるなのはさんを見て、ショウさんは一瞬呆れたような顔を浮かべる。だがショウさん以上に私の頭の方が複雑になっている。
 メインはメカニックだけど、たまに魔導師としても仕事してて、そのうえ戦技教官の資格も持ってる?
 普通に考えたらそれなりに有名になっててもおかしくないよね。だけどショウさんの名前って聞いたことがない気がする。それともあれなのかな、私がなのはさんばかり注目してて他に興味を持ってなかったとか。可能性としては充分にありえるよ……。

「さて一通り話も終わったことだし、さっそく訓練を始めようか。今日は最初の訓練ではあるけど、ターゲットを使った模擬戦をするよ。みんな、元気に行ってみようか」



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