暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
妹は世界の宝
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でそれを持っているんだぁぁぁ!!!初音ぇぇ!!!返しなさい!寄越しなさい!Pleaseぅぅーー!!!」

一瞬にして俺のライフは吹き飛んだ。

「椎名さんと掃除してて、偶然見つけちゃったんだ」

天井裏なんて掃除しないだろぉぉ……。絶対に意図的に掃除してたな貴様ら。

「まだまだぁ〜!!後輩もの!天然もの!召喚!!」

「分かったから分かったから!!遊びます!遊ばせてください!」

「よろしい」

妹に性癖を知られるという恥辱。

「けど、何して暇を潰すんだ?この通りお兄ちゃんの家にはゲームとかないぞ」

悔しいが俺の部屋には暇を潰すようなものは一切ない。以前もかなでに指摘され凹んだ記憶がある。

「じゃあ折角だからショッピングゥ!」

親指を突き立て、元気いっぱいの初音でした。はい。

「仰せのとおりに」










今時のJCのショッピングとは具体的にはなんだろうか?服、化粧品、雑貨屋、も、もしかして下着!?は、ハレンチです!

サクサク準備してサクサク電車に乗って都市部に着く。

照りつける太陽の光がそびえ立つビル群のガラスに反射し、ますます暑さが増している。それ+、夏休みだけあって、学生や家族連れが大量にいる。ポ○モンでいうポッポ並にエンカウントしまくっている。

そんな中、俺と初音はルンルンランラン♪と手を繋がず、腕を組んで歩いている。嬉しいけど、暑い!

「腕を組んでくれるのは嬉しいのだが、暑いです」

「初音とお兄ちゃんの愛の方が熱いから大丈ブイ」

暑さで壊れてるのだと信じよう。

「ショッピングって何を買いに行くんだ?」

「水着だよ」

「キャアァァ!!」

「いやいや何でお兄ちゃんが純真無垢な乙女みたいな悲鳴をあげるの!?」

「いや、こっちの方がいいかなって」

「よくないよ!」

「それは置いといてだ。年頃の女の子の水着を一緒に買うというのはお兄ちゃんとしては、ハードルが高すぎると思うのだが」

「ん〜そうかな。水着ぐらい普通だと思うんだけど。それに初音は夏休み中に海に行きたいんだよ」

なぜに下着はダメで水着は大丈夫なのか分からないんだが、どっちも同じだろ?
違いを挙げるとしたら、防水性に優れてるかどうかの違いだと俺は考えている。

それはいいのだが……。

「海に行きたい?誰と?」

「誰って、お兄ちゃんでしょ、かなでさんに日向さんにユイさん、TKさんと椎名さん……あ!あと遊佐ちゃんと!」

ゆりと野田とは会ったことがないから人数に入っていないのはしょうがないとして、フルメンバーで行ったとしたら、海の藻屑と化すだろう(男が)。

「構わないが、ちゃんとみんなの予定を考
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