暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第十三話
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る場所が島の海岸線から一キロ離れた孤島で、海流が激しく渡れないような所に作って誰か行くのか?何てことも思ったりしたけれど…

後でそれを聞いたらここは一応隠しステージらしく普通の方法では来ることは出来ないとか。

条件は『漂流(ドリフト)』を50回使う。

いやいやいや、使わないでしょ普通。

50も町無いし。

まあ、そんな事も有ったりしつつ、今俺達は四大行の最後の1つ 発 の初歩、水見式を行う事となった。

これにより自分の系統が解り、自身の得意不得意が解るらしい。

系統は全部で6つ

・強化系
・変化系
・具現化系
・放出系
・操作系
・特質系

ドゥーンさんはグラスに水をなみなみと注ぎ、そのうえに木の葉を浮かべた物を二つ用意した。

「自分の系統を知るのはこいつが一番一般的だ。そらそのグラスを両手で挟むようにかざして練をしてみな」

俺とソラは言われたとおりグラスに手をかざし練をする。

すると俺の方は枯葉だった木の葉の色が若干緑がかっている。

ソラの方を見ると、木の葉が分解され一枚の紙片のようになっている。

それを見たドゥーンさんが驚いた表情を浮かべ。

「こりゃ驚いた。二人とも特質系だな」

「特質系?」

「この系統ばかりは他の5つの系統とは違い千差万別。決まった形が無いからな。ある意味個性が出る系統だ。更にその水見式の結果が能力に直結している場合もある」

…個性ですか。

「ま、何はともあれしばらくは今までの纏 絶 練 に加えてこの発の修行。その反応が顕著になるまで特訓だな」

いつものように要点だけいってドゥーンさんは言ってしまう。

「しかしこれにいったい何の意味があるのやら」

俺は暫し考えるが意味が解らない。

「私は葉っぱが紙になったわ」

と、ソラ。

「紙か。本か何かに関係するのかねぇ」

「本…」

「本といえば俺達はハンター文字は読めないんだったな。俺達はまた文字の習い直しだったな。まあ念の修行がひと段落してからだけどね。さ、今は発の修行だな」

「うん」

そう言ってソラは発の訓練に戻る。

その最中「文字…」といっていたのが耳に残った。

一ヵ月後。

俺の発は又しても意味の解らない変化を起こしていた。

葉っぱの下にある影が6つ。

それ以上は限界なのか増える気配が無い。

意味わからない…

そんな中、ソラが自分の念能力を完成させた。

『欲張りな知識の蔵(アンリミテッド・ディクショナリー)』

それは辞典の形をした一冊の本。

ごめん。一瞬、闇の書!?とか思った俺自重。

表紙には悪魔の口のような物が付いている。

それを発現したソラを
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