暁 〜小説投稿サイト〜
秋葉原総合警備
都外のアニメフェス No.6
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日の事。
「落ち着け!!…俺は秋葉原総合警備の風間だ!申し訳ないが、今日のフェスは中止だ!今回の主催会社にでも問い合わせてくれ!」
 まだ騒ぎが続くが、声は数万人によく聞こえていた。一人の男性が聞き返す。
「さっき何が起こったんですか!」
「この会場にお忍びで声優さんが来ていたらしいんだ。どっかのイかれた男がそいつ誘拐するっていう計画が実行される所だったんだ。とにかく、そこらの痴漢や暴力じゃねぇ!全員速やかに帰ってくれ!」
 ようやく事の大きさが伝わった。出口が詰まっているが、皆がぞろぞろと会場を去っていった。とりあえず事故が無いことを祈っておくことに。陽一は再びドームの中に。
「秀人…無事だろうな。」
 止まることなく、会場を往復し続けている。しかし、慌てる様子や息切れが一切ない。走り続けたまま携帯を手に、通話を受け取る。
「美咲か、どうした。」


「陽一!陽一!…助けて!!…千夏さんが!!」
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