暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第86話 白と対面です!
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
夕暮れ頃、プールを満喫した(途中からはイッセーが原因で起こった騒動尽くしだったが)俺達は現在、オカ研の部室にいた。
んで、イッセーは床に正座をさせられていた。
「まったく、どうしてイッセーはそんなにエッチなのかしら」
「いや、違うんだ。イッセーはただ、私と子作りをしようと…」
「いいから、黙っとれ!」
姉貴が言うには、どうやら、ゼノヴィアがイッセーに子作りを迫り、スケベ過ぎるイッセーはゼノヴィアの勢いと色気と状況に乗せられそうになり、寸前で部長達が止めに入ったと言った感じらしい。
まあ、こいつのスケベ過ぎる所を指摘するなんて今さら過ぎるし、どうこうするのも、もう、手遅れだろうがな。
「ずいぶんと賑やかだね。何かのイベントかい?」
背後から気さくに話し掛けられ、俺達は後ろを振り替えると、紅髪の男性と銀髪のメイドが魔方陣で転移してきていた。
「お、お兄様!?」
現れた男性は部長の兄であり、現魔王の一人のサーゼクス・ルシファーとグレモリー家のメイドのグレイフィア・ルキフグスだった。
即座に礼を取るグレモリー眷属。
取っていないのは、初めて会うアーシアとゼノヴィア、兄兼魔王の登場に困惑している部長だ。
「また会ったね、士騎明日夏君」
「パーティー乱入の件ではどうも」
「なに、私も存分に楽しませてもらったからね」
部長の婚約パーティーの際、この人にパーティーを盛り上げてほしいと言う名目で乱入の手助けをしてもらったのだ。
魔王が今度はアーシアの方に向く。
「アーシア・アルジェントだね?」
「は、はい」
「リアスが世話になっている。優秀な僧侶(ビショップ)だと聞いているよ」
「そ、そんな!」
「寛いでくれたまえ。今日はプライベートで来ているのだから」
「はいぃ…」
アーシアはすっかり、畏まってしまっていた。
「プライベート?」
部長が疑問の声を出す中、ゼノヴィアが一歩前へ出る。
「貴方が魔王か。初めまして、ゼノヴィアと言う者だ」
「ごきげんよう、ゼノヴィア。デュランダルの使い手が我が妹の眷属になるとは、最初に聞いた時、耳を疑ったよ」
「私も悪魔になるとは、我ながら大胆な事をしたと、今でもたまに後悔している。……うん、そうだ、どうして悪魔になったんだろう?ヤケクソ?いや、だが、あの時は……あれ?ええと…」
「はっはは、妹の眷属は楽しい者が多くて良い。ゼノヴィア、どうか、リアスの眷属として、グレモリーを支えてほしい」
「伝説の魔王ルシファーにそこまで言われては、私も後には引けないな。やれる所までやらせてもらう」
「ありがとう」
ゼノヴィアと魔王の会話が終わる頃合いを見計らって、部長が魔王に問い掛ける。
「それより、お兄様、どうしてここへ?」
「何を言ってるんだ。公開授業が近いのだろう?」
「なっ!?
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ