暁 〜小説投稿サイト〜
秋葉原総合警備
都外のアニメフェス
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
って。」
「もしかしたら、荒れるってことだな。」
 強盗青年を置いておき、先程追い返した実行委員長に電話をかけた。名刺もしっかりと保管している。すると青年は情報料の代わりに釈放しろと訴えてきたので、ボロボロの美咲の椅子と化した。
「あ〜、もしもし。秋葉原総合警備です。先程のご依頼ですが…。」
 申し訳なく、実行委員長を戻って来させ、再び話を始めた。今日もなかなかの報酬で、美咲に美味いものを食べさせることに。
「陽一。何であのおじさん、戻って来たの?」
「アニメフェスティバルとやら、行くことになった。警察は頼りねぇが、なんとかしてくれる。」
 遠慮なく、追加を注文する美咲。健康な人はよく食う。ろくな警備ではないので、荒れるようでなければ、自分達もフェスを楽しめるだろうか。よく目にする青い服の警備員もいるだろう。
「ところで、場所どこ?」
「千葉だな。」
 有名な遊園地のイメージしかない。ついでに行きたいという要望は、陽一には届かなかった。明後日には出発する。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ