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極短編集
短編34「夢を叶える機械」

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 科学は人間の願いを何でも叶えて来た。そしてとうとう、自由自在に夢を見られる機械が登場した!

「これであなたは、好きな夢を見られます!」

 CMでは盛んに機械の宣伝をしていた。夢の中で自由に『夢を叶える』機械は瞬く間に広まった。効果として、目覚めと共に充実感がある。今日1日をより良く生きたいと願う気持ちになるのだ。

「さあ、勉強をしよう!」

「さあ、働こう!」

 それに対して……

「夢に依存する機械だ!」

 と、反対する人間もいたが、あっと言う間に沈静化していった。それは、この機械がそれだけ浸透していったという事でもあった。そして、この機械で国民は絶えず『幸せな気持ち』を得る事になったのだった。

◇◇◇

 ここはとある場所。そして、とある権力者たち。

「まずはの第一段階の、機械の普及は成功しましたね」

「ああ、全ては我々の……



 『夢を叶える』為に」

おしまい


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