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詩集「棘」
灰色の世界

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上がらぬ雨をただ見つめ
ここへ一人 過ごすだけ
何もないこのひとときに
思い出すのは 君とのことばかり…

あの時 僕が引き留めていたら
今この時 どうなっていただろう…

この雲が晴れたなら
僕の心も 晴れてくれる?
君の笑顔が見たくて…堪らない…
僕一人…灰色の世界…


久し振りに燕が翔ぶ
春が来たと知らされる
心動かされることないのは
僕が一人 壊れてるだけで…

この空 自由に羽ばたけるなら
僕は今 どうしたいのだろう?

光射す方へ行けたなら
君は僕を 思い出すかな?
胸が痛い…君に会いたい
僕一人…灰色の世界…

いつか見た あの青い空
手に触れられない淡い幻(ユメ)

君 想う…
この…灰色の世界で…




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