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同士との邂逅
二十三 生きろ
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テさんがやったんスか?」
「…わ、わかりません。気がついたらココにいたんで…」

ハヤテの言葉に益々訝しげな表情をするシカマル。そこら中で蹲っている音忍達は自分を取り囲んだあの時の音忍に加え、別小隊がいる。
シカマルを追い詰めていた九人の音忍は誰もが息絶えているようだが、残りの七人はまだ息がある。そしてココから少し離れたところに音忍の一人が気絶している。

まるで暴風がその音忍ひとりを道連れにして吹き抜けたかのような。薙ぎ倒されている木々を見てシカマルは再び眉根を寄せた。
(……あの人がやったのか?)

自分を助け、囮となった青年の姿を思い出しているシカマルにアスマが声を掛ける。
「おい!後でここの音忍達も回収すっから、まずはハヤテを医療室に連れて行くぞ。血臭が酷え」
「いえ…どこも痛くないんですが…」
今にも中忍試験会場方面へ向かおうとするアスマを、シカマルは慌てて引き止めた。

「え、さっき俺を助けてくれた人はどうすんだよ!?」
「仕方ねえだろ。この惨状じゃ…。それにもうすぐ木ノ葉崩しも終わる」
「なんでそう言い切れんだよ!?」
シカマルの言葉を聞き流しながら、アスマはハヤテの腕を自分の肩に回す。そうして肩越しに振り返った。

「さっき試験会場に向かってくる人影を見た。アイツが来ればもう大丈夫だ」
「アイツ…?」
顰め顔で見上げてくるシカマルに対し、アスマはくっと口角を上げた。





「月代だ」

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