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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
レアアイテムあるよ
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らない…ここはゲームじゃ無いんだぞ!戦って敵を倒せば、それだけで強くなるワケじゃない!如何に戦い敵を倒したか…それが強さへの要素になるんだ!」
でもお父さんは溜息混じりで否定した…

流石は隠れ苦労人…言うことの重みが違うわぁ…
「さ、流石父さんは凄い!常に心して戦う…人生に楽な道は無いのですね」
「そうだよねティミーさん!それにやり直せたとしても、俺は仲間が死ぬ姿などは見たくないし…」
ウルフとお兄ちゃんもお父さんの意見に同意してしまいました。
確かにそうかもしれないわね………


「くっそ〜…これだけは出したくなかったが…致し方ない!」
もう殆ど失敗に終わった変化の杖ゲットチャンス…だが諦めないジジイ!
「コレでどうだ!」
満を持して取り出したアイテムに、
「こ、これは…!」
お父さんが響きを上げた!

それは何と、バニーガールのコスチュームだった。
ウサ耳バンド・網タイツ&ガーターベルト・ウサギの尻尾・バニースーツ…
「どうじゃ!バニーガールセット(BGS)じゃぞ!おヌシの嫁ならお似合いだろう!ふっふっふっ…どうだ、欲しいじゃろ!」
「くぅ………そ、それはぁ………い、要らん!そ、そんな物要らん!!」
断腸の思いで断るお父さん……えぇ、そんなに悩んじゃうの?

「くぅぅぅ!コレでもダメか!…おヌシの意志は相当な物じゃな!」
そんな大層な物じゃ無いだろう?
「な、何でソレに一番食い付いてるのよ!一番どうでも良いでしょ!」
アルルさんも私と同意見らしく、男2人のやり取りに呆れ叫ぶ。

「いや、アルル!俺はリュカさんの気持ちがよく分かる!」
分かんのかい!?
「その衣装をビアンカさんが纏ったら、どれほど素敵な物か…リュカさんは凄い!自分の欲望を捨ててまでも、この変化の杖を悪用させないんだから!」
「男って奴は…」
ウルフの言葉を聞き、頭を押さえながらお兄ちゃんの事を見るアルルさん…正直私もジト目でウルフを見た。

「ぼ、僕は違う!僕はあの衣装に魅力を感じてないよ!」
まだ鼻血が止まってないお兄ちゃん…説得力がない…男って奴は…
「そりゃティミーさんの彼女はアルルだからですよ!BGSは胸の大きな人じゃないと魅力的に見えない!ビアンカさん向きだ!」
(ゴスッ!)
うわ、痛そう…アルルさんの拳骨がウルフの脳天を直撃する。

「余計なお世話よ!アンタの彼女も似た様なもんじゃない!」
彼氏に揉まれているから、ちょっとは大きく成長してきたんですけど…
「ぐはぁぁぁ……………マ、マリーは違う…」
「何がよ!?」
「マリーには未来がある。まだ8歳になったばかりだぞ!アルルの半分だぞ!!ビアンカさんの娘だぞ!!」
おぅ、流石はマイダーリン!
これからに期待って事よね?

「ほれ見ろ…
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