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東方喪戦苦
〜三十八幕〜神と人間の差
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アゲハはあの女を見た瞬間、表情が固まった。
絶対的恐怖、動物の定め、人間も例外ではない。自分よりも優れた種族に合うと起こりうる現象ーーー
蛇に睨まれた蛙と言うことわざが良い例だ。
正しくアゲハは“それ”に陥っていた。

「アゲハ!?大丈夫か?しっかりしろ!」
アゲハの肩を掴み、肩を揺らした。

ア「っは!はぁはぁ」
アゲハはどうやら我に帰ったようだった。

骸2「無理もないわね。オーダーではあんな事をしてしまったんだもの」

「何だと???!」
前に一歩でて、ファイティングポーズをとろうとした瞬間
ア「待って、ここは私にやらせて」

アゲハの目は、最早“蛙”等ではなく、狩る側の目をしていた。

「分かった」

ア「ありがと???」

アゲハは刀を抜き、斬り上げた。
女はひらりと身をかわし、こう言った

骸2「忘れた?私の能力、人間なんて簡単には消せるの」

「しまった!待て!!止めろ」ーーーーーーーー

To be continud








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