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ソードアートオンライン  〜蒼き神速使い〜
2 サンドウィッチの後の面倒ごと
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休憩所(俺はそうよんでる)についてから、ここまで走ってくる必要がなかったことに気がつく。
なんとなく笑いがこみ上げてきて、みんな笑った。
「あーはらへった」
「あーはらへった」
「お昼ごはんにしようか。ソラ君もナツちゃんもどうぞ!」
とアスナが出してきたのはサンドウィッチのようなもの。
キリトはなんか
「て、手作りですか」
といっていたが無視して俺たちはさっさといただいておいた。
「・・・なんだこれ!ハンバーガー!!?」
「どうやってつくったんですか!?」
とふたりそろってくちにする。
人見知りのナツもこのサンドウィッチ・・・もといハンバーガーのおかげでしゃべれるようになったみたいだ。
「一年の修行と研鑽の成果よ。アインクラッドで手に入る百種類の調味料が味覚再生エンジンに与えるパラメータを全部解析して、これを作ったの」
「すげえ〜!!!」
まじでかんしんした。
おいしく食べ終わったあとに赤髪の男とその仲間たちがはいってきた。
「クライン!」
「クラさん!」
「おおソラになっちゃんにキリトじゃねえか!でそちらのかたは・・・?」
「血盟騎士団のアスナだよ。で、こいつはクライン。見た目はあれだけどいいやつだ」
「はじめまして。アスナです」
「ククククラインです。二十四歳独身」
クラインはものすごくどもりながら変なことをくちばしっていた。
呆れていると規律よく部屋に入ってきたひとたちがいた。
「軍・・・」
俺のつぶやきにかぶさるように先頭の男は口を開いた。
「私はアインクラッド解放軍の、コーバッツ中佐だ。きみたちはこの先も攻略してあるのか?」
「ああ。ボス部屋までな。」
「ならばその情報をわれわれにそのマップデータをわれわれに提供してほしい。」
「はぁ!?」
こいつはあほだ。
「馬鹿か!?マッピングする苦労がわかってんのか!?」
そんな感じだったとおもう。俺はもうどうでもいいんじゃねとおもっていた。
「我々は君ら一般プレイヤーの開放のために戦っている!諸君が協力するのは当然の義務である!!」
「いいぜ。どうせ街に戻ったら公表するつもりだったしな」
そういってキリトはあっさりと渡してしまった。
形だけの感謝をして彼らは先へと進んでいった。
「いいのかよ」
「いいんじゃない?キリトがそう決めたんだし。」
そういうとだいぶざわめきがしずまっていった。
「しっかし心配だな・・・」
「ねえソラ。たぶんあの人たちボス部屋にいってるよ」
「一応見に行ってみるか」
という意見にみながうなずいた。


ボス部屋に行く途中の道には彼らはいなかった。
「アイテムで帰ったんじゃないか?」
「だといいけど・・・」
そのとき悲鳴が聞こえた。俺たちはうなずきあうと声の方向、ボス部屋の方へむかった。
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