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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
緊急車両並みの速度×それぞれの挑戦状
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だが速度には慣れているつもりだ。それに俺がハンドルを放しても・・・・こうなる訳さ」

試しにハンドルを放しても、俺が運転しているのと変わらずのテクニックだったのでコイツ自身が動かしているような存在だと思わせた。ま、校長もマリもこのぐらいの速度でビビる訳がない。

「《救世主(セイヴァー)》が道路交通法違反何て許される訳ないでしょ・・・・?」

「俺が大抵運転する時は、蒼い翼からの許可でこの速度が保てる訳だからな。どんな速度とは言わずに、俺が緊急性だと報告すれば緊急車両としての特例が出るのさ」

サツキは自分が所属する組織も同じような事なので、とんでもなさは蒼い翼ぐらいあると改めて思い知らされた。

「せめて安全運転は出来ないにかしら?」

「そう言っているとエドワードが追ってくるぞ!っと危ね、前輪にナイフが飛来するところだったな」

台詞を言っている間にナイフが飛んできたので、それを避けながら左右のハンドルを握る。

「今頃になって追っ手が来るはずだわ、たぶん白鉄のAJ辺りの双頭剣だと思うわ。神速通でこの速度と同じ速度を出しているのかもしてないわ!」

「あの女か、まあ今はいいとしてこのスリルをもう少し楽しみたい所ではある。おいおい、道路の真ん中に女がいるな」

スピードに病み付きになるのは、スピーディアのトランスフォーマーぐらいだろうな。ニトロコンボイが勝負したがると思うが、道路の真ん中に立つ女を目視で発見したがゼロは普通ではあり得ないくらいのジャンプをした。した後にマヤは、普通ならあり得ないのです〜とか言って楽しんでいたけど、そろそろ止めるかと思ってから車を急ブレーキをして180度ハンドル切った。アスファルトに摩擦としてあったタイヤ痕があった。

「さてと、そろそろお楽しみが来るからな。全員降りろ」

「凄く気持ち悪いわ〜『全員これで何とかなるだろう』あれ?酔いが無くなった」

「恐らく諸葉の回復魔法だと思うわ。さて、来るわよ。嵐城さん?」

サツキと静乃は回復魔法によって、ドアを開けてから外に出た。皆が全員戦闘態勢が出来るようになり、こちらに来る気配が一つ。ナイフで左後輪をバーストさせようとしたり、こちらの速度を上回る神速通で道路の真ん中で待っていたかのようだったりと。行く手を遮るようにやっと登場したAJことアンジェラ・ジョンソンが、走ってきた道路から現れた。今日はヘルメットやツナギではなく、正統派(ブリティッシュ)スタイルのメイド服に、異形の双頭剣という組み合わせだった。変な組み合わせではあったが、破滅的な雰囲気というオーラが出ていた。サツキ、静乃、マヤは身を強張らせるが、沙紀が三人の前に立ち、ゼロがロボモードとなっていた。

「『殺す気満々のようだが、残念だったな。こっちには最新機器が搭載
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