5ヴォイドと模擬戦
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「木場少しつき合え」
「いいよ、僕も君とやりたかったよ」
相変わらず戦闘狂だなお前
俺達は中庭に移動した
「僕はいつでもいいよ」
「なら、やろうか」
いのりが歩いてきた
「ヤマト………私を使って?」
「わかった」
いのりが俺の左手を胸元に引き寄せると開くように光、左手に剣を作り出した。
「これがいのりのヴォイドか」
いのりをみると驚いてる顔をしていた
「意識がなくなるのになんで?」
話によるとヴォイドを取り出されると意識がなくなるらしいが、いのりは意識を失っていなかった。
「話はあと、下がってて」
「……うん」
いのりを下がらせ木場と向き合う
「またせてわるい」
「きにしないで、やろうか」
本当木場は戦闘狂だな
「リアス、コールおねがい」
「わかったわ、はじめ!」
先に動いたのは木場、持ち味のスピードで後ろに回り込み剣を振るうが
「攻撃が単調だぞ?」
俺は剣で受け流した
「やっぱり強いね」
「遊んでないで本気でこい!」
今の一太刀本気ではなかった
「なら、遠慮なく」
バサッ!
「おいおい、まじかよ」
木場が出した翼は………俺の一部であった、聖獣フェニックスの黄金の翼だった
「リアス部長を始め全員使えるんだよ」
おいおい、全員使えるのかよ、五年でそこまで成長したのは驚きだな
「さすがに驚いたがもともとは俺の力ってことを忘れるなよ?」
バサッ!
俺も聖獣フェニックスの黄金の翼を出した
「悪魔になったとたん、もどったよ」
少しは俺に残っていたことに驚いたよ
「五年間の成長を見せて見ろ!」
そこからは俺達は無言で打ち合った、木場が振るうと俺がいなし、俺が振るうと木場がいなす。
「両者、そこまで!」
俺達を止めたのはリアスの終了の合図だった
「強くなったな、木場」
「これでも勝てないなんてね」
「フェニックスの力がなかったら普通に負けたよ」
これマジでヤバかった
俺はいのりにヴォイドを戻した。
「二人ともお疲れ様」
リアスが俺達のもとに歩いてきた。
「強くなったな」
「あなたがいなくなって一年間はいろいろあったもの強くなるわ」
「………」
いなかったことに罪悪感をおぼえるな
「わるい、大切な時にいなくて………」
「いいのよ、もともとは私が弱かったから招いたことだわ、ヤマトがきにすることはないわ」
「そう言ってくれるとたすかる」
あの頃強かったらと思っているのは俺だけではないんだね
「ところでヤマトはこれからどうするのかしら?」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ