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老いても永遠に
5部分:第五章
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 赤西は右手で扇を使いながら顔を崩していた。その扇は日の丸の扇だった。
「朝早いわ夜も遅いわだ」
「遅寝早起きか」
「それはまた厄介だな」
「早寝早起きならいいんだがな」
 その崩した顔での言葉だった。

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