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リリカルクエスト
13日目 ゆういちはらちされた
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だ話足りないのか、

アリサ「杉田も乗りなさいよ 家まで送ってあげる」

バニングスに手を引かれ、問答無用で車に押し込まれた。

車中でも愚痴は続き、家に着くまでの我慢と相槌打ってると、急に眠気が・・・・・

2人も静かになり、何かおかしい。

運転手の方を見ると、ガスマスクっぽい仮面をつけているのが見えて、俺は意識を手放した・・・・・
―――――
―――




目を覚ますと、廃屋っぽい部屋に横たわっていて、日の明かりも落ちているのか、部屋は薄暗い。

身を立てようとしたが、縄で手足を縛られているので立てなかった。

周りを見渡すと、俺と同じ様にバニングスと月村も縛られて横になっている。

状況的に、誘拐されたっぽい。

奥の部屋から、何やら話し声が聞こえてきた。

『キーキーー うまく いきましたキー ジャミ様』

『ゲマ様 あの人間の子供達は教団の奴隷になさるので?』

『オーホッホッホッホ ゴンズ 子供達は我が光の教団の労働力となるのですよ』

聞き覚えのあるフレーズ、特徴的なあの笑い声、もしかして・・・

『して 転移の準備はどうなのだ?』

『キー もう少しで魔力が貯まるキー ジャミ様』

これはヤバイと、アバカムで縄を解き、ザメハで2人を起こす。

起きた2人に、誘拐された事の状況説明すると、困惑してすくみ上ってる。

そんな時、初老の執事っぽい男性が部屋に入ってきた。

バニングスが驚愕な表情で、

アリサ「鮫島 どうゆうこと!?」

鮫島と呼ばれた男性は、バニングスの声に反応する事も無く、

『キーキー ゲマ様 ジャミ様 ゴンズ様 人間が目を覚ましてるキー』

男性に似つかわしくない声を上げ、奥の部屋に引っ込むと、この世界にいるはずのない3匹+αが姿を現した。

馬?『ほう 人間にしては早いお目覚めだな』

猪?『ゲマ様いかがなさいます?』

顎『オーッホッホ 現状を教えて 絶望してもらいましょう』

偉そうに御託並べてるコイツ等・・・あれだ。

DQ5のゲマとジャミにゴンズじゃねぇか! 何でこの世界にいるんだよ!?

アリサ「鮫島!!?」

バニングスが、まだ初老の男性に向かって呼びかけているが、

ゴンズ『ガーゴイルよ そろそろ その変身を解け』

モシャスで変身してたのか、男性の姿が翼のある悪魔、ガーゴイルに変わって行くと、

ガーゴ『キー 人間の姿からやっと解放されたキー』

バニングス、月村の目が見開かれ、うまく声が出ない様だ。

ゲマが、これからある場所に俺達を奴隷として連れて行くだの、我が教団に奉仕だの、我らが神ミルドラース様に仕えれるのを光栄に思えだのと、好き勝手抜かして
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