暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルクエスト
12日目 ゆういちはのろわれている
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
テスタ家との一悶着も終わって、リビングの境界にシートを張って塞ぎ、とりあえず互いの部屋の中が見えない様に計らう。

リビングの会話が筒抜けで聞こえるが、そこはスルーしてあげるのが優しさだよな。



翌日、学校へ登校すると、高町グループが今日月村家で遊ぶだのどうだの言っている。

何故かわからんが俺も誘われたけど、丁重にお断りした所、クラスの男の子達から一斉に睨まれた。

もうあれか? 運高すぎだから不幸の兜でも被っておきゃいいのか? 呪われるけど。

運0になれば・・・どうなるんだろ?

某禁書のウニ頭君バリに『不幸〜だぁ〜!!』に見舞われるのかな?

でもあれって、本人が不幸と思ってても、傍から見りゃ〜うらやまフラグメーカーだよな。

運の定義がまだよくわからんので、放課後にでも変化の杖で大人に化け、宝くじみたいなのとか、DQ世界のスロットとか色々試してみりゃいいか。
―――――
―――



放課後、早速運テストをする為、変化の杖で適当な成人男性に化けて、駅前でスクラッチをした結果、1等50万が当たりやがりましたよ。

その後も、当たり付き自販機やアイスを買ってみたら見事に当たり、ギャンブル系?にうんのよさは対応しているかもな的結論に至る。

対人などの運は、これからの人生経験で判別するしかないか〜っと帰り道に考えていると、手帳みたいなのが落ちているのに気付いた。

手に取ってみると、

【私立風芽丘学園 3年G組 月村忍】

生徒手帳でした。

交番に届けようにも、ここは住宅街で駅まで戻るのは骨が折れる。

ここに落ちてるって事は、この近所に住んでるのではないかと思い、自宅連絡先か住所が書いてないか見ると、ご丁寧に記載されていたので、届けて上げようと思う。
―――――
―――


記載されてる住所にたどり着くと、とにかくデッカイ家でした。

恐る恐るインターホンを鳴らすと、若い女の人の声で、

『はい どちら様でしょうか?』

悠一「あの 月村忍さんの生徒手帳を拾ったんですけど」

『左様ですか 少々お待ちください』

ガチャリとインターホンが切れ、数分経って家から奇麗なお姉さんが出てきた。

悠一「あの〜 これ・・・」

奇麗なお姉さんに生徒手帳を渡すと、

???「拾ってくれてありがとう わざわざ届けてくれてホントありがとね」

悠一「いぇ 近くで拾って住所書かれてたので」

いい事をすると、本当に気分いいな。

奇麗なお姉さんに会えたしラッキー。d(≧ω≦)b

これもうんのよさの影響なのかな? と考えていると、

???「お礼とまではいかないけど お茶でもどう?」

奇麗なお姉さんのお誘いを断れな
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ