暁 〜小説投稿サイト〜
剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
不愉快極まりない言葉と挑発
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
程分からない者はすぐ瞬殺されて終わりだとまだ分からないの?あ、そうかー。お前らは頭が悪いから、そういう屑な考え方が出来ないという事を」

「ぎゃはっ、ナニソレ先公かよ。・・・・なるほどな、オレの発言で気分害したって訳か。でもな、オレ達も人間なのよ?」

「志がゲスで屑だと言ってんだよ」

「お前はもしかしてアレ?『オレ達は正義の味方』って本気で思っているアレな人?悪い事は言わねえから、もう一度幼稚園に帰れ」

「オメエこそ、屑や下種はさっさと焼却炉に頭でもツッコんでみろよ!」

「んだコラァ!優等生振るんじゃねえぞコラァ!」

「死んでもう一度転生でもしてみろ、今度はマシな《救世主(セイヴァー)》になっているだろうよ」

売り言葉に買い言葉であったが、肝心の護衛者である沙紀は止めようともしなかったので罵り合いは限りなくヒートアップしていた。皆が唖然としながら注目していた。

「助けに入らないのですか?」

「これは諸葉様が介入した事であるので、私からの介入は出来ません」

「でも私だったらもっと言ってたかも、軽はずみで言ったら実力勝負になるところよね」

静乃やサツキも分かって聞いたのか、沙紀からも軽はずみで喧嘩をするとああなりますよとか言ってたらしい。下手な介入をしたら、もっとまずい事になるからな。どちらかが手を出すなら兎も角、口論だけなので見守る事しか出来ないと分かっている。

「これは一体何の騒ぎかね?」

武道館にやって来た二組の担任が、俺達の罵り合いを見咎めた。雑魚にとっては「また邪魔が入った」という顔をして舌打ちをする。サツキ達はこれで一件落着だと思ったら、腰巾着がいらない茶々を入れる。

「せんせーい。その二人は、もうプラーナを使えるすんげー奴らでーす」

取り巻きの一人が、人畜無害を装って挙手をした。何を企んでいる?

「ああ、私も昨日見ていたよ。入学早々使える何て、大したものだね」

「だからー、よかったら二人に模範的な?試合何かそーゆーの見せて欲しいでーす」

「おお、ウチのクラスの者にも是非見せたいね。二人で良ければと思うが、どうかな?」

なるほど、試合をして恥を教え込もうとした訳か。

「おういいぜ、正義の強さって奴を是非教えてもらいたいねえ」

「この不届き者に《救世主(セイヴァー)》の何たるかを俺が教えよう、・・・・と思ったがちょうど先生が来たので他の先生が来たら、聞かせてもらいたいのがあるのですがよろしいでしょうか?」

「私らにかい?他の教師が集まったら聞かせてもらいたい」

教師公認である以上やるしかないと思うが、ここにいる者達全員が聞いた不愉快な言葉を証拠にしたのでしばらくしてから二組以外の担任の教師と田中教師が来たのだった。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ