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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
人気者からの挑発×お昼休みでの会話
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僅かに暗くなって、空を覆う物がなきこの中庭で怪現象。静乃が体内の魔力を高める事で、自然界の力を吸い込み己の望む力に変換する。力=エネルギーではあるが数秒で一行の文章を綴りが終わると、〆として文章をトンと叩く。流れるようにして、パックの中へ消えていったけど。

「はい、冷たくなったわ」

「ちべたっ!」

静乃が無造作にサツキの頬にパックを当て、サツキが驚く程飛び退く。

「氷の第一階梯闇術の威力調整アレンジバージョンか」

「闇術!?ってそれ黒魔が使う!?」

俺が確認のために言った事で、サツキが叫んだと思えば、静乃が無言で肯定した。するとサツキはアンセスタルアーツをここで使ってはいけない事を言い出した。確かに使っていいのは、実技の時間とやむを得ない状況となった時のみだと校則に書いてある。また異端者が出たら、それも使っていい事になっている。

「お前ら落ち着け、今は誰も見ていないが静乃がここでやると少し無駄となる」

そう言ってから、俺の飲み物も冷えてないのを確認を取った所で、手をかざしただけでぬるい飲み物が冷えた飲み物となった事で流石の静乃でも驚いていた。スペリング無しで魔法を使ったが、闇術ではないとな。

「ただ手をかざしただけで、飲み物が冷たくなるなんて!」

「ホントにあなたは闇術を使ってないの?」

「使ってない。これは魔法ではあるが、闇術とは言わない。第一スペリング無しでやってみせただろうに」

弁当を置いてから、掌に炎や風を出現させてから、再び食べているがここで静乃がカレーパンを食べていたので一口いる?と聞かれたので頷くとあーんをしたのだった。だったらと言って今度はサツキが持っていたサンドイッチをあーんしてもらったが、ここのは美味いと思った。

「今度は俺の弁当にあるおかずを食うか?」

「うん!あーん・・・・もぐもぐ!こ、これは!」

「どうしたの?嵐城さんが食べたのなら私にも『もちろん』あーん・・・・もぐもぐ!美味しいけど、何故か女のプライドを破壊するかのような味ね」

静乃が感想を言うとサツキはそれよそれ!と言っていたので、沙紀はあーあという顔をしていたが、この弁当は俺の味を料理人に教えたもんだから。自動的にここのよりもとても美味しいという。蒼い翼本社レストランで食べたランチも俺のを素にして作られているから、俺以上なスキル持ちは早々いない。
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