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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
おふざけ番外編
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おはよーございまーす……(寝起きドッキリみたいな小声)。
全国の皆様コンニチワ。佐藤です。
今日は何だとっても眠いので異様なまでに寝ています。今日は休みなのでベル君を起こすのもお休みしたい気分です。日々安寧が大事ですね。ではおやすみなさい……くかー……

「みのりっ!みのりっ!」

ん?なんかコエガ・キ・コエル。少年の声だ。可愛らしい声が凄く近くで聞こえる。
と思った瞬間、布団がぶわさっと取り上げられた。

「起きろみのりぃーー!!」
「わぁぁぁっ!?」

オラびっくらこいだダヨ。……んん、こほん。びっくりしました。えーそりゃびっくりするでしょう。だって――

「みのりぃ!ご飯の時間!!」
「べ………ベル君?」
「……?なぁに?」

そこにいたのはいつも通り髪の毛ぼさぼさでパジャマのまんまなのに、目が爛々と輝く目を不思議そうにこっちに向けるベル君の姿があったのです。……え?さっきの声、ベル君?

「あ、朝の挨拶まだだった。おはよーございます」
「お、オハヨーゴザイマス」
「じゃ、一緒に朝ごはん食べにいこっ!!」

そう言うや否やベル君は私がパジャマ姿であることも知らんと言わんばかりに私の手をぐいぐい引き始めた。
え?いや、え?………え?
なんかベル君……イヤそもそもベル君なのかこの子!?私の知ってるベル君よりワンパク度10割増し笑顔9割増し信密度1割増しの20割コンボなんですけど!?おーいさっそく私の手を引いてるのは嬉しいけどハッピースマイルは突然に過ぎるんじゃないの!?君ってば今まで碌に会話で「!」マーク使ってないのになぜ今日になってそんなに全開バリバリの大放出なの!?

「こ、こら待ちなさいベル君!ご飯の前に寝癖直してお着替えが先!!」
「んー……分かった!」

笑顔が花咲くベル君。もうね、もう子供の無邪気さと可愛さに明るさみたいなものがミックスされてて鼻の奥がムズムズす……

「ブゥゥゥゥゥッ!?!?は、は、鼻血が……これまでずっと流さないでいた鼻血が……!」
「み、みのりぃぃーーーッ!!」

嗚呼、意識が遠のいていく。流れる真赤な赤と共に私は気が遠くなるのを感じた。
ああ――ベル君の声が遠くに聞こえるよ。

「みのりぃ!みのりぃ……置いてっちゃヤダぁよぉ〜〜!僕を置いてかないでぇぇ〜〜〜!」
「げ、元気に生きるのよベル君。……寝る前は歯を磨いておトイレ行って、身体をあったかくして寝るのよ……」

ああ……泣きながら縋ってくるベル君カワユス……地上に舞い降りた君は天使だ。但し告死天使の方なので天国行けそう。私を導いてくれ。

「ブホォォォッ!?!?」
「みのりぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

その日、私こと佐藤稔は出血多量によって人生で2度目の死を迎え
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