暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
閃輝の休日
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
?」

鈴は思わず疑問を口に出した
閃輝は全身で風を受けて、息を深く吸い込む

「おい、閃輝!」

そこへ一人の男が、閃輝の名を呼んだ
その男は背にまで蒼い髪が伸びていて、背は閃輝とほぼ同じぐらいであろうか
少し柔らかな顔付きをしている
閃輝は笑ってその男と握手をした

「丁度帰る所か?」
「ああ、お前はどうなんだ? 月方 劾?」
「普段通りって所だ」

彼は月方 劾、元の名を五反田 弾
幻想郷の住人の一人で、幻想郷では、人間の里で料理店を営んでいる
が、彼も閃輝と同じで元々は外界で暮らしていたがISの登場で、女に見下され
更には妹からは祖父に「家から追い出して」っと言っていた所を目撃してしまい
心に深い傷を負ってしまい放浪していると外界の博麗神社と辿り着いた所で気を失ってしまったが気づいたら
幻想郷に転移していたのだ、そこで嘗て一夏だった閃輝と再会を果たした
この時、閃輝には数少ない男友達として、僅かながら記憶が残っていた為、再び友人となった。
そして閃輝の事情を知り、自身も外界時の名を捨て、月方 劾と改名した

閃輝が幻想郷に渡ってから、約9ヶ月後に幻想入りした。そして自身も『空間を操る程度の能力』に覚醒し
人里の警護と料理店を両立している

「で、劾、何でお前が此所に居るんだ?」
「そんなのひとつしかねぇだろ。あいつと完全に縁を切ってきた」

劾は親指を立てて言った
その顔はとてもスッキリしたものだった

「そうか、じゃあ帰るか?お前も魔理沙さん達の所に帰るんだろ?」
「ああ (追手も居るしな)」
「(ああ、誰かは知らないが3人だ)」

閃輝と劾は完全に、箒達の存在に気づいていた

「じゃ・・」「行くか」

二人は大きく息を吸って、勢い良く走り出した、二人の速度は更に上昇して行く
箒達はあまりの行動に唖然として、行動が遅れてしまう
そして・・・二人は大きくジャンプして高台から飛び降りた

「「「ああ!!?」」」

箒達は驚いて急いで、二人の姿を確認しようと二人が飛び降りた位置に移動して
二人を探すが何処にも姿は無かった
既に二人はそれぞれの能力で、幻想郷へと帰還した

そして・・・
閃輝は光の速度の限界を突破して、魔法の森の家の前に立っていた

「・・・成功だぜ」

ぶっつけ本番で合ったが、それを難なく成功させた閃輝
そして鍵を取り出して、閃輝は鍵を開けて家の中に入った

「ただいm「閃輝ぃぃいい〜!!!」おわぁ!!?」

扉を開けたと同時に、魔理沙が閃輝に飛びかかるように抱きついたのだ
閃輝はいきなりの事にそのまま押し倒されてしまった
魔理沙は閃輝の腹部に、顔を埋めて頬擦りをしている

「魔、魔理沙姉・・・ちょっと止めて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ