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ラグナロク 蒼き瞳のESP(超能力)
登場人物紹介

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アリス・フィリア・レヴィオン 17歳 (主人公)

世界屈指の銃器メーカー、マークス・ノーラッド社の元ご令嬢。彼女が9歳のころ、別荘に家族といたときにテロリストの襲撃を受け、両親は死亡。兄とともに人質にされていたところを救出された。その後、兄はカリフォルニア州の親戚に引き取られ、親元のいないアリスは、その時救出にあたった民間軍事会社、SSF(サジット・シャサール・フェンリル)社が保護という名目で引き取った。マークス・ノーラッド社はその一年後に破綻した。一方アリスは、SSFで訓練をうけるなかで、彼女の秘めていた能力が開花し、若干14歳にして東アジア統括支部、第199特殊遊撃部隊に配属される。射撃、狙撃、格闘、情報戦、諜報活動のすべての項目でほぼ満点の成績を叩き出している。その戦力は、一人で米軍の特殊部隊一個中隊を殲滅出来るほどと言われている。入社時のペーパーテストで算出されたIQは184で、頭脳に関しても、天才的な能力を持っている。その反面、虫やホラーなどが苦手であったり、異常にクレープ好きであったりと、普通の女子高校生のような一面もある。アリスと言うのは、フェンリル社に来てから付いた名前で、育ての親であるグラッド・レヴィオン大佐の名と、前支部長に名付けてもらったアリスと言う名で、現在の名前になっている。本名はフィリア・クラリオス・レートスピア。

フレンダ・セリオス・マルキューリ 16歳

第199特殊遊撃部隊の担当オペレーターを勤める16歳の少女。髪は金髪で眼は紫。出身はフランス。父親は、元フランス対テロ部隊GiGN(正式名、国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員。母親はプロのヴァイオリニスト。いつも明るく、少々お転婆な性格をしている。2016年に起きた、中国山東省人質テロ立てこもり事件の被害者の一人で、その時救出にあたったのがアリス率いるSSFの特殊遊撃部隊で、自分を助けてくれたアリスに憧れを抱きSSFに入社。その一年後、念願叶ってアリスの担当オペレーターになった。お調子者だが仕事は的確で、上司からの信頼もあついく、同僚や後輩からはとても慕われている。

トーマス・エルドリエ 34歳

SSF社東アジア統括支部の最高司令官。出身はスウェーデン。IQ238を誇る化け物のような人物。士官として入社したのが24歳なので、まさに異例の出世といえる。重度のコレクターで、集めるものの種類もバラバラ。時折変な言動もとるため、周囲の人間からはあまり好かれていない。天才なだけに天災でもあったと言うことなのだろう。



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