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ボスとジョルノの幻想訪問記
銃弾と氷殼 そのC
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ボスとジョルノの幻想訪問記 5

 あらすじ

 ドッピオに再び発現した『墓碑名(エピタフ)』!
 仲の良いジョルノ君とドッピオ君!
 それを見て胸くそなディアボロ!
 そして、永遠亭の面々は物語の奇妙な中心へ・・・・・・!

*間違いの指摘がありました!「読者の皆さん、お許しください!」*
 これまでスタンドDISKと表記されていましたが正しくはスタンドDISCです! ちなみにDISKもちゃんとCD、DVDなどの媒体を指しますが、Kの方はコンピュータ関連用語の意味合いが強く、Cの方はそれら媒体に『焼き付ける』『吸い出す』の動詞的な意味合いが強いらしいです。また、Kは主にイギリスで、Cは主にアメリカで用いるそうなのでやはりCの方が原作準拠ですよね(でも辞書で調べたらDISK(DISC)って書いてあったんだもん)・・・・・・。
 まぁ、でも本編には全く関係ないので「気にするな!」

 銃弾と氷殻C

「無事、美鈴の安全を確認しました・・・・・・。が、犯人はまだ捕まっていないようね。――――美鈴の言葉を伝えた慧音と妹紅。あの二人の証言を信じるならば――――」
 と、美鈴の手術を終えて永遠亭の居間に戻ってきた永琳はそこで言葉を止める。
 言うまでもなく、美鈴の最後の言葉『スタンド』が意味するのは彼女を襲った犯人はやはり『スタンド使い』であるということだ。
「・・・・・・やっぱり、スタンド使いが・・・・・・」
 ジョルノは息を飲む。彼は何かを恐れていた。それはそのスタンド使いが相当のやり手であるという事。彼は曲がりなりにもこの永遠亭で暮らし初めて数週間。その間、永琳の手伝いとして鈴仙と一緒に手術に立ち会ったり、多くの患者の怪我を彼のスタンド能力、『ゴールドエクスペリエンス』で治してきたのだ。
 その経験を通して彼は人体をある程度まで熟知し始めていた。だが、本日運ばれてきた患者、紅美鈴の肉体はこれまで治療してきた者たちとは大きく、いや、かなり違っていた。見たこともないほど研ぎ澄まされた美しい筋肉だったのだ。妖怪といえど、別段肉体派でもない彼は彼女の素晴らしい体に賞賛の意を送っていた。
(そんな彼女をあそこまで痛めつけるスタンド使いッ・・・・・・!)
 想像するだけでもどれほどの強さかが分かった。
「――――てことは、私たちは『討って出る』。そういうことですね、師匠」
 ジョルノの横で冷や汗を流している鈴仙がつぶやいた。彼女もまた、スタンド使い――『セックスピストルズ』を持っているが、美鈴の強さはジョルノ以上に分かっていた。
 おそらく戦闘において自分より数段上の美鈴がスタンド使いではないといえど、かなり圧倒されたのが伺えた。それほどに全身に渡る冷気だった。
「そうね。現状、私が把握している内では八雲、博麗、西行寺、四
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