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ボスとジョルノの幻想訪問記
銃弾と氷殼 そのA
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ボスとジョルノの幻想訪問記3

 前回のあらすじ!

 八意永琳によって尋問を受けるディアボロ!
 私はメイド長を辞めるぞおおおおお! オジョオオオオオ! 状態の咲夜!
 鈴仙に発現したスタンド、『セックスピストルズ』!!
 そして、ディアボロの中に芽生えた新たな人格ッ!

銃弾と氷殻A

 ここは幻想郷、永遠亭。不思議なウサギたちと、月の住民たちが共同で営む幻想郷唯一の病院施設である。
 普段からウサギたちによって騒がしいこの場所は今朝、いつもにもまして騒がしかった。
「オイ! ソレハオレノニンジンダロッ! トルンジャアネーヨ!」
「チゲーゾ、オレノダ!」
「ウエエエエン、レイセン! 6ゴウト7ゴウガオレノニンジンヲ〜!」
「ウルセー!! コンナコトデナイテンジャアネー!!」
「ケツニニンジンツメコムゾ!! イイカラダマッテロ!!」
「こらこら! 仲良くしなさいよあんたら! 6号! 7号! 5号を虐めないの! ああ、2号も3号も! ちょっと、どうにかしなさいよ、1号!」
「ドーニモナラネーヨ、レイセン。レイセンノ『スタンド』ナンダ。オレハリーダーダガ、コイツラハマトメラレネーヨ」
「はぁ〜、一体何なのよ・・・・・・このちっちゃいてゐ達は・・・・・・」
 鈴仙はベッドの上で6匹のミニてゐ達に人参を与えているところだった。・・・・・・何故かは知らないが、人参が食べたいという。仕方がないから鈴仙は朝の誰も起きていないうちに庭の畑から数本の人参を持ってきたのだが、これがどうも上手く食事が出来ない。いちいち喧嘩するのだ。
 しかし、その姿はスタンド使いではない永琳とてゐ(本物)には見えるはずもなく。
「・・・・・・ちょっと、永琳様。これは・・・・・・鈴仙、気でも狂ったの?」
「・・・・・・優曇華? 朝から一体何を・・・・・・?」
 ただ一人で朝から人参でお手玉をしながら独り言をぶつぶつと呟くイタい彼女を眺めていた。
「えッ!? あ、師匠! てゐ! えっと、これは・・・・・・その」
 鈴仙には小さなてゐ達は見えているが、二人には見えていない。そんなことを知らず、鈴仙はミニてゐ達を隠すが、二人にとっては虚空を掻く所作にしか見えなかった。
「・・・・・・優曇華、ごめんなさいね・・・・・・あなたが、こんなになってしまうまで傷心しきっているなんて・・・・・・」
「・・・・・・鈴仙、今度からあなたには優しくするよ・・・・・・今までちょっかいかけてゴメン」
 完全に頭がイかれてしまったと思い二人は視線を落としてそう呟く。
「え、ちょ? 二人とも何言って・・・・・・!? 何で泣いてるんですかー!? 謝らないで! そんな目で見ないでーーー!」
 その後、鈴仙が「落ち着いて」を1億2873万6807回ほど言った後にジョルノ
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