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僕の周りには変わり種が多い
九校戦編
第17話 策
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達也のそばには、なぜか『ミズ・ファントム』ことカウンセリングの小野遥先生、それと『エレクトロン・ソーサリス』……たまに師匠が『行き遅れの魔女』とつぶやいているが……のプシオンを感じられた。小野先生がいるのはともかく、確かに藤林響子は防衛相の所属の肩書をもっているから、いても不思議ではない。

しかし、普段と異なる波動をはなっているプシオンの持ち主であった達也は、あれは獣を体内に飼っている。深雪のプシオンで縛り付けられているのかと思っていたが、どうもそうでは無いようだ。何かやっかいごとにかかわっているのかと、僕は『君子危うきに近寄らず』をきめこんだ。

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