暁 〜小説投稿サイト〜
『闇詩』
『儀式』

[8]前話 [2]次話

また今日も夜が襲う
暗くて怖い夜が...

凍える程の冷たい空気

頭から被る冷水が滴る

今日も無意味に
生かされ 悔し涙

静かな暗闇は
周りの山々を
飲み込んでく

どうか此の僕も
其方に逝かせて
お願いします!

僕と同じ星
アンタレスに祈りを
続ける毎夜の儀式

きっといつか
サソリの心臓に逝く
僕の逝き着く処

頭から被る冷水が滴る

毎夜 冷水を浴びせ続け

暗く重く
のしかかる
脅迫的言葉

悪魔の如く

身に纏い
即散り逝け



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ