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SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-3 転機の連続
Story3-3 仲間の絆 後編
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第3者side


絶体絶命のシャオンとフローラを救った二人。

「ったく、なにやってんだかあいつは」

「フローラも苦労してるのね」

「アスナ、今は敵に集中しようぜ」

「分かったわ」

その二つの影。それはキリトとアスナだった。

「アスナ………」

「久しぶり、フローラ」

フローラは突然の助けに驚いていた。


一方、キリトはシャオンのところに行き、桃色の結晶を取り出してシャオンにあて、回復した。

「ヒール!!


シャオン、起きろ!」

「ん……あれ………なんでお前がここに?」

「俺らもこのクエスト受けてて、シャオンたちがこのクエストに行ったっていう情報をアルゴから買ったんだ。


ま、そんなことより、目の前の敵、倒そうぜ」

「お前に言われなくてもわかってるさ」

「その一言は余計だ」

思わぬ助っ人の登場に勢いづいたシャオンたち。




グルルル



「さぁ、こっからだぜ、みんな!

ひとっ走り……付き合えよな」

「おう!」

「「うん!」」

シャオンが武器を弾くと、キリトとフローラは片手剣スキル3連撃技〔サベージ・フルクラム〕を
アスナは細剣スキル単発技〔ストレートライナー〕を繰り出した。









スパパパパーン パリーン








4つの剣は気持ちいいぐらいの快音を鳴らし、続いてオブジェクト破壊音が鳴った。

「やっと終わった」

「どうなるかと思ったよ〜!シャオン君気絶するんだもん」

「そりゃ俺の台詞だ。あんなとこでコケるな」

「だってーー」

クエストを受けた本人たちは互いにいろいろ言っていた。

一方、助っ人たちは……

「アスナ、お疲れ」

「キリト君もお疲れ!」

互いに健闘を称えていた。


そこでアスナはフローラの方に振り向く。

「で、どういうことか説明してもらいましょうか?
フローラったらいつの間にこんな美男子を」

「アスナ………


って、こっちだって聞きたいことたくさんあるわよ!

置いてったことまだ恨んでるんだからねーー!」

「うっ………

あれはフローラのせいでしょー!!!逆恨みするなー!!」

二人の口喧嘩が始まった。

「ありゃ……こうなるとは………」

「まぁ、いいんじゃないか?」

「俺たち………恵まれてるな」

「何が?」

「分かんないならいいよ。

お前みたいなやつには一生わからんだろうけど」

「うっさい」

シャオンとキリトはアスナとフローラの喧嘩を見ながらそんなことを会話していた。


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