創造核についての追加設定
[8]前話
創造核は深創を持てない他に、黒器の使用も出来ない。
使用者の体とのリンクを大前提としている黒器は、その効果が何であろうと深創のDNAを媒体としている為、
そもそも深創を持たない創造核は黒器を起動さえ出来ないのである。
しかしその代わり、身体能力が他の人間の常識を逸している。
その力は地を割り、海を裂き、空を斬ると言われるほど強力で、その身体だけで戦車にも匹敵する。
深創を打ち消す能力は常に作用している訳ではなく、任意で体の部位に力を集める事により作用する。
ただしその範囲は狭く、精々掌や肘、膝に纏える程度。しかも一箇所にしか作用しない。
(簡単に言うと幻○殺しの任意発動、部位変更可能版)
消し去る過程は、徐々に触れた場所から消していくというものではなく、触れた瞬間に全て消し去るという物。
チャージが必要になるような遠距離深創には滅法強いが、常に体に纏って形を更新し続けるような付与型深創は大の苦手(消し去っても一瞬で再構築されるため)。
深創の完全消去には起動句が必要。
これがその起動句。↓
『我が力の源泉、始まりの《世界》よ。
穢れを浄化し、死した宇宙の息を再び取り戻さん……
──────────【鼓動】────────』
創造核は他の子供が深創を発現させる5歳ほどまで、その自覚のないまま育つ。
それから体の造りが人間と異なっていき、15歳を超える頃には片手で大岩を持ち上げるほど筋力をつける。
ピークは18歳頃で、そこからはほんの少しずつ人間に近づいて行き、50歳を超える頃には通常の人間と同程度になる。
それでも筋力はアスリートレベルで、老いていっても並の筋力は保ち続ける。
しかしそれは構造上の話で、創造核はそこまで生きる事がまず無い。(終末核を倒して世界を《更新》するか、その前に倒れて死すかのどちらかに必ずなる為)
終末核から力を消し去る際は、上記のものと異なる起動句が必要。
↓
『我に課せられし命、今此処で果たさん。
世界は再び生まれ変わり、新なる生命は芽吹く。
《原初の欠片》は再度集結し、新たなる星を形作る。
その名は《太陽》。その名は《月》。
我らの罪を償い、完全なる人間が再構築される事を、始まりの《世界》に約束しよう。
──────────【再生】────────』
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ