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”滅”の力を宿した男
”滅”改め”死”の力を手に入れた男
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この力は滅ぼすだけの力だ

俺に触れると皆”死ぬ”

灰になって、誰にも見守られずに”死んでいく”

そんな最悪な力を、俺は身につけてしまった


”悪魔の実”によって




「……ああ、またか」
俺は船の看板で立ち竦んでいた
理由は”奪う”為
金品もそうだが、俺は別の目的があった
それは船である
俺は彼方此方船を襲い、金品やら船やらを奪ってきた
船は途中で捨てたが、金品が溜まりすぎて困っていた
だから盗む金品は一つにしようと決めている
今更決めても遅いと思うが
俺は金品を船内に放り込んだ
……結構集まっている
これを全部売るとざっと五億ベリー位だろう
……さて
「この船は何処に…?」
俺は地図を広げ、ログポースを見た
……何処も指していない
……絶対絶命のピンチだ
兎に角俺は地図で近い場所のウォーターセブンに行く事にした





ウォーターセブンに行く間、俺は武器の手入れをしていた
俺の武器は”鎌”だ
艶のある主役の黒に、白の模様が混じっているデザイン
世界で”俺しか持っていない”鎌だ
長年一緒にいたこいつはもう俺にとっては欠かせない”相棒”となっている
この鎌は斬れ味が良く、何でも斬れる
例えば、ここにウォーターセブンの街があったとしよう
そのウォーターセブンに向かって鎌を一振りする
すると、そのウォーターセブンは真っ二つに斬れる危険な武器だ
だがいつでもという事ではない
毎日手入れをしないとその斬れ味が復活しなくなってしまう
だから手入れは欠かせないのだ
最初は苦戦していたが、今なら十分で終わらせれる
俺は寝ている事にした
俺の一日の行動は

鎌の手入れ

寝る

昼食

寝る

夕食

寝る



俺は看板に寝っ転がり、眼を閉じた
恐らくもう着いているだろうと信じて






「…………」
俺はどうやら無人島に流されていたようだ。船ごと
まぁこんなこじんまりとしか中くらいの船は簡単に流されるであろう
……ガレオン船を狙うか
おっとその前に位置を確認しなければ
俺は地図を広げた
「恐らくここは………ん?」
ドサッと、新聞が降りてきた
ニュース・クーは今日も大変だな
俺は新聞を広げた
すると、何枚もの手配書が傾れのように落ちてきた
俺はそれを拾い、ペラッと次々と見る
最近は新聞を見ていなかったからこれはありがたい
ペラッと次々に捲っていく
……大したやつは………ん?この男…
俺は一人の男に食いついた
そいつは麦わら帽子を被った少年だった
「こいつ……確か前は三千だった筈…」
だがこいつの手配書を見る限りそれはゆうに超え、今は三億となっている
……ダメだ
俺はこ
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