暁 〜小説投稿サイト〜
【DQX】ゲーム内容全把握のニートが転生時に死なない為の心得。
心得〜レヌール城編〜
3,年上のお姉さんを敬いましょう。
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ームオタな俺。
ちなみに二週目はゲレゲレ。さすがゲームオタな俺。

「チロルかー…………アー、アンナトコロデネコガイジメラレテルー」

テ ラ 棒 読 み 。

「ウワア、ヒドイナー」

棒読みで対抗。

「タスケナイトダメダヨネー」
「ソウダネー」

何この会話。

「……というか私思うんだけど、あれ魔物だよね」
「思った」

まさかビアンカがそこに気づくとは。

「魔物ならお母さんもアレルギー発生しない、かも……」

本気で考え込むビアンカに良心が痛む俺氏。
いやでも、ここで良心に負けたらべビパンが可哀想だ……。

「うぅ……どうしよう……リュカも旅してるし、飼えないよね……」

ソウナンダヨネー。

「あいつらに任せたらいじめられちゃうだろうし……んー……」

コマッタネー。

「……お母さんにねだれば何とか……なる、よね?……よし」

ソウカモネー。

「やめなさい貴方達!猫が可哀想というかそれ以前に人間としてその行為はどうなのかしら!?」

ビアンカ姉さんテライケメン。



「お、ビアンカじゃん!お前も一緒に遊ぼうぜー」
「折角のお誘いとても有難いけれど、全力で拒否させて頂くわ。というか私の話聞いてたかお前ら」

すげえ、ビアンカ姉さんすげえ……!

「な、なんだよー。怒んなよ」
「別に怒ってないわよ。貴方達の疚しい気持ちがそう見せているんじゃないかしら……お前らに限ってそれはないか」
「ウイッス」
「……で?その猫を放してやれっつってんだよ話聞け」

やべえ、銅像がぶっ壊れたけどこれはこれで……!
待って、俺の中でビアンカ姉さんを称える石碑が出来てる!
そして俺はMじゃない!前世での彼女も優しくて明るくて若干S入ってたが断じて違う!!(震え声)

「う゛……じゃ、じゃあレヌール城のオバケを退治できたら渡すよ!」
「生き物をいじめた挙句人に命令するのね貴方。ここまで来たら暴力沙汰起こしても正当防衛な気がするわ」

どうしよう、今の姉さんなら結構マジで暴力沙汰起こしそうな気がする。
よし、何とか止めよう。止められなかったらごめんクソガキ共。

「えっと、お姉ちゃん。僕も手伝うから、レヌール城に行ってオバケを倒しちゃおうよ。僕、暴力はダメだと思うの」
「リュカは優しいのね。でも大丈夫よ、リュカに迷惑はかけられないわ」

あっダメだ、多分この人言葉の暴力で解決するつもりだ。
ごめんガキ共……あ、どうしようめっちゃ見られてる。
めっちゃ縋るような目で見られてる。
…………。

「……僕!お姉ちゃんのこと大好きだから、そんなことさせたくないの!」

赤面するビアンカ姉さん。
そうだよね、今世の
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