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ハイスクールV×D ライド8
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が、オカルト研究部は現在活動している部員は六名、一応七人目は居るらしいがそれを含めても二人足りない。まあ、二人足りなくても試合は出来るかもしれないが、当然ながら防御の麺で不利になる。同時に11人で行なうサッカーに於いては巧守共にだ。
 それに、サッカーも野球も専門の部活が有利になると言う点を考慮すると、全ての部活動になるべく有利不利が無い種目になる可能性が高い。

(それにしても)

 ふと、グレモリー眷属の練習風景の一角……木場のところで視線が止まる。ボーとしているだけならまだ良い。何故か四季の姿が視界に入ると周りの事も気にせずに殺意を向けてくることもある。隙有らば切りかかって来そうな辻斬りの様な気配を向けてくる為に、四季にしてみれば油断なら無い。
 ……お蔭で今日は詩乃と一緒に昼食を取れなかった。……しかも、今日は折角詩乃が作ってくれたと言うのに味わって食べる事ができなかった。

 流石に其処までされるのは迷惑だ。

「いっそ向かって来てくれれば楽なのに」

「何物騒な個と言ってるのよ」

 向かって来てくれれば迎え撃てば良い。だが、殺意を向けてくるだけでは流石に対応は難しかったりする。


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