IF番外 プリヤ編
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にイリヤが世界の鏡面の狭間に転移したそこに待っていたのは黒化したメドゥーサのサーヴァントだ。ライダーだろう。
意思のようなものは感じられず、目の前の者を襲うと言う命令で動いている人形と言う感じだが、サーヴァント相手に魔力供給無しでは不利だ。特に俺達は燃費が悪い。…せめてイリヤから魔力が供給されていれば…
今の俺達はリンや偶に帰ってくるアイリスフィールから正規ルート以外で魔力を補給している。
当然正規ルートではないのでロスが大きい。受け渡しに使う魔力の一割も吸収出来ればいい方だ。まぁ単独行動Aのおかげで存在するだけならそんなに魔力も消費しない。そのため今日まで問題は無かった。
イリヤは始めての事に、それでも善戦しライダーを追い詰める。
が、しかし。ライダーが宝具のチャージに入った。
ヤバ…さすがにあれはっ!
と、最悪魔力切れ覚悟でとっさに顕現しようとした時、一陣の風が通り過ぎる。
それは赤い閃光のようであった。
赤い軌跡はそれが当然とばかりにライダーの心臓を穿つ。
青い魔法少女だった。
その彼女が持つのはゲイ・ボルグ。
かのクーフーリンの魔槍だった。
彼女、あとで美遊・エーデルフェルトと名乗る少女の乱入であっけなくライダーは退場し、カードだけが残る。
なんか、さらに後ろから高笑いをする金髪ドリル…ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトと言うらしい少女が現れたが、瑣末な事か。
日を置いた二戦目はキャスター、メディアだ。メンバーは四人。凛とルヴィアは反目しているようだが、目的が一緒の為に自然と一緒に鏡面世界へと行く事になった。
撃ち出される魔法による閃光。
あまりの弾幕の量にたまらずと撤退する。
空を飛ぶキャスターに手も足も出なかったと言って良い。
やはり飛行はすごいアドバンテージだ。
飛んでいる相手にはこちらも飛んだほうが相手をしやすい。
魔法少女は空想の力なんだそうだ。思いが力になるアレだ。
イリヤは簡単に空を飛んで見せた。
唖然とする一同にイリヤの一言。
「魔法少女って、飛ぶものでしょう?」
至言です。
サブカルチャーに染まっているこのイリヤだからこその言葉なのかもしれない。
変わってもう一人の魔法少女である美遊はと言えば…
「人間は飛べません…」
こちらは現実主義だった。
再戦は明日にして、美遊はどうにか飛行をマスターしてくる事が課題となり、その日は解散した。
結局、美遊は飛べず、魔力で足場を作って飛び上がると言う方式で何とか空へと上がる事を可能にしていた。
明ける二戦目。
何とかキャスターにはイリヤの砲撃魔法と美遊のゲイ・ボルグの連携攻撃で撃破。
ようやく一
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