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剣の世界で拳を振るう
第一層ボス攻略
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!」

いや、別に黙祷しろとか言ってないけどさ、
単純に起き上がって俺を睨んでたキバオウを牽制しとこうって言う魂胆だったんだけど。

「……さぁ、2層の門を開門(アクティベート)しにいこう!」

「「「「おおっ!」」」」

やがて黙祷も終了し、ディアベルの号令でプレイヤー達はゾロゾロと玉座奥の階段から2層へと歩いていった。

「……何か言いたいことでも?」

――――キバオウを覗いて。

この場にいるのは俺、キリト、アスナ、そしてキバオウだ。
エギルはレイドのパーティーと一緒に歩いていった。

「…礼を言うで…おおきに」

「………」

「何やその目は。ワイがお礼言ったらおかしいんか!」

「いや、意外だった」

何が起きたキバオウ。
助けられて改心したのか!

「そんだけやっ!」

それだけ言うとキバオウも同じように階段を上っていく。

「さ、俺らも行くか」

「待って」

俺も2層へ向かおうとしたところで今度はアスナに呼び止められた。

「名前呼びの件なら顔を動かさずに目線だけ動かし、
左上に並ぶHPバーを見ればわかるぞ」

何で…と言いながらも指定した場所を見るアスナ。

「キリ…ト、ケン……これが貴方達の名前?」

「気づいてなかったのか…」

「そうなるな」

その後、些細なことに気づいたアスナは笑い、それに釣られるように俺とキリトも笑うのだった。
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