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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
無限城での戦い
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ねぇ?
 どんなに屈強な者でも、急所を突けば激痛とともに、体の自由が奪われてしまうの。」

そう言い、いつまのか花びらの様な盾を出し、剣も出していた。

「お前、本当に泣き虫でドジで大食いのミッシェルか?」

ナツさんは尋ねる。

「あれはギルドに入り込むためのお芝居。そして、私の名はイミテイシア。
 新生六魔将軍(オラシオンセイス)の1人。」

「・・・・・・。」

その言葉に俺は沈黙しかない。

「ざけんな・・・!この嘘つき野郎!!!」

エルフマンさんがまた右腕だけを接収(テイクオーバー)する。
右腕は伸び、鞭のように攻撃をするが、盾によって防がれた。


ズバン!


「っ!!!」

そしてエルフマンさんは斬られる。

「っ!!!」

「激痛で動けなくするって言うのはだな、こういう事だぁぁっ!!!!」

ナツさんは炎を宿した拳で殴る。


ドーーーーン!!


そのまま殴られて、飛ばされ、壁に激突した。

「・・・。」

俺は今の状況で、余裕があれば、ルーシィさんを助けよと思うが、
ココさんがルーシィさんを引っ張り出そうとしているが、なかなか抜け出せない様子だった。

「無駄よ。」

イミテイシアは顔を上のほうに向けており、ナツさんに向かってそう言う。
ナツさんの拳で結構、効いているはずだが・・・

「私の体は、痛みを感じない。
 どんなに攻撃を受けても、心が折れる事はない。
 だから、くだらない感情に惑わされたりしない。」

まるで自分自身の力で、骨を治すような動きで顔を正常な状態に戻した。

「くっだらねえってか・・・じゃあ何でそんな目してんだよ?」

「・・・目?」

「お前の目だよ。
 信念持って戦ってる奴はよぉ、悪ぃ奴だろうが、もっと強ぇ光を持ってんだよ。」

「確かに、そうですね。」

ナツさんの言葉に俺は納得する。

「お前みてぇな迷った目はしてねえんだ。」

俺はナツさんの言葉を聞き、イミテイシアの目を見る。
確かに、何か迷いのある目であった。

「私が・・・・・・」

「ココ!そっちはどうだ!」

「びくともしませんよぉ・・・。」

エルフマンさんの言葉にココさんはそう言う。

「私に迷いはない!全ては姉さんの為!!私の心は揺るがない!!!」

「(ルーシィさんの為って、どういう事だ?)」

「ああ、そうかい!こっちだって迷いはねえぞ!!」

俺がイミテイシアの言葉を聞いて、心の中で考えていた時に、
ナツさんは右手の拳を左手でとめ、かなりの炎をまとわせてそう言った。

「ハッピーの考えが正しけりゃ、ルーシィを助けるには、
 やっぱお前をぶっ倒さなけり
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