暁 〜小説投稿サイト〜
剣の世界で拳を振るう
植物伐採と俺無双
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このアインクラッド第一層には、《リトルネペント》と言うモンスターが存在する。
やつらは森に生息し、個体、実付き、花付きと大きく三種類に分けられる。
件のモンスターはそれといって強くはない。
しかし、実付きが持つ実を破壊した場合、仲間を呼び出すと言うビックリトラップがあるのだ。
呼び出される仲間は制限がなく、(タゲ)いが外れるまで逃げるか、倒し続けるかのどちらかになる。
後者の場合、POPするよりも早く全滅させなくてはならないが、一層の段階では難しいことこの上ない。


「おっらぁ!」

まぁ、何が言いたいのかと言えばレベリングに最適と言うことである。

「オラオラオラオラ!」

上段蹴りから腰の拳を抜刀して斬り降ろし、そのまま回転して踵落とし。
破裂するようなエフェクトと共にガラスの粒子の如く天へと上っていく。

「わっははははははははは!」

約2時間前に実付きを発見して速攻で破壊した。
それから休まずに狩り続けて今では結構レベルもあがっている。
因みにLV15。

リトルネペントの攻撃は主に二種類。
持ち前の触手で攻撃するか、体当たりかのどちらかだ。

「ふっ!ほっ!てりゃぁ!」

動きは全て単調なので、避けながら攻撃することも容易いのだ。

「まだまだ行くぞコラぁ!」

今日から徹夜するのだと決めているのだ。
これから少なくとも3日はこのまま戦い続けるつもりである。














――――3日後。

「ぜぇ…はぁ…ふぅあ!」

満身創痍。
HPは減ってないものの、疲れは蓄積されている。
段々動きが鈍くなってきて、そろそろ攻撃に当たりそうである。

リトルネペントの数は6体程。
終わらすには逃げるか殺るかしかない。
よって――

「もう一踏ん張りだ!」

全匹倒すことにする。

「ふっ!せい!オラァ!」

先ず一体目。
掌挺で打ち上げ上段回し蹴りで地面に叩きつける。
そのまま回りながら剣を腰から抜いて突き立てる。

「そ…りゃあ!」

二体目に直ぐ様接近して前蹴りで宙へ浮かす。
そして横凪ぎに一閃し倒す。

「ふっ!おっと…」

左右にリトルネペントが位置取り、同時に触手を振り回す。
空かさずバックステップで回避し、再び接近する。

「華宵刀斬!」

足元を横凪ぎに切り払い、顔を狙って剣を突き刺す。
そのまま凪ぎはらって横に一閃。
現実での技であり、俺が編み出した技でもある。

「遅い!」

もう一体の方に蹴りを御見舞いし、倒れたところへ踏み潰す。
地団駄を踏むように何度も踏み潰し、倒した。

「残り二体!荒雷天脚!」

一体を切り上げつつ蹴り上げ、宙
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