暁 〜小説投稿サイト〜
新たなる戦い〜第1章〜
標的5 フィルマーレファミリー
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


山本がレイアに尋ねた。


「はっきりとした証拠はないんだけどね」

レイアは困った顔で言った。

「大丈夫?」

レイアは心配そうにツナに話しかけた。

「ハァ〜」

いつにま増してすごいため息である。

「GAO」

「んっ?ナッツ、お前慰めてくれるのか?」


突然声を発したのは、10年後の未来で手に入れた仲間・天空ライオン(レオネ・デイ・チエーリ)のナッツだった。

本来はツナの心と同調するはずなのだが今回は違ったようだ。



「それなあに?」
レイアは不思議そうに尋ねた。


「ああ、これはね」ツナは自分達が10年後の未来での出来事をレイアに話した。未来での戦い、死ぬ気の炎、そして匣−−


「そんなことがあったんだ、ねえ見せて見せて」



話を聞いたレイアの目はキラキラしていた。


そしてツナはナッツのリングに炎を灯し、出現させた。


「GAO」


「わあかわいい、よろしくねナッツ」

「ところでそのファミリー名っていうのは?」


「ああ、フィルマーレファミリーっていうの」


「フィルマーレ?知らないや、獄寺君知ってる?」

「いえ、自分は知りませんね」

「まあこれから手伝ってもらうからよろしくね」


キーンコーンカーンコーン


「あ、チャイムが鳴ったから私教室に戻るね」


そう言うとレイアは教室へ戻っていった。



ツナは前途多難な運命に困り果てていた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ