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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
現実での出逢い
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その後、28層に行き、ユウキが門をアクティベートして、アスナが所有する家で打ち上げをして、始まりの街で剣士の碑を見て、写真を取ったのが三日前。
シウネーとの一件もあり、俺は現実世界で普通にしているしか無かった。
そして、昨日。ライトから学校の部屋で待っていると言うメールを貰った。

「失礼します……」
扉を開け、中に入ると、机に色々な物を乗っけて作業しているライトの前にたつ。
「来たか」
一応、ライトには一連の出来事は報告はしてある。その上で、俺を呼んだのだろう。
「ダーク、絶剣に会いたいのか?」
「ああ。俺はアイツに言わなきゃ行けない事がある」
「もう会わない方が良いとシウネーさんから言われたにも関わらず、か?」
「それでもだ。会って話がしたい。しなきゃ行けないんだ」
「……そうか」
すると、ライトは白衣のポケットから紙を取り出すと、俺に差し出す。
「ここに行けば会える」
「何故断言出来る?」
「行けば解るさ」
ほら、仕事の邪魔だ。と言われ、俺は渋々部屋から出ていった。























翌日、俺はトライドロンで横浜港北総合病院を訪ねた。
『ここに君の探し人が居るのかい?』
シフトスピードシフトカーを端末として、ベルトさんが質問してくる。
「さぁな。何せあのマッドサイエンティストの事だ。何か企んでるんだろうさ」
俺はベルトさんにそう言うと、二重扉を潜る。するとーーー。
「明日奈?」
「えっ、翔夜君!?」
何と、明日奈と鉢合わせした。
「どうしてここに!?」
「俺はライトにユウキがここに居るって聞いて……そっちは?」
「私はキリト君から、メディキュボイドの臨床試験してる所だからって言われて……」
……成る程、繋がったぜ。
「兎に角受付しにいこう」
「そうね」
俺達は申請用紙を書くと、受付にいく。
「面会ですね?」
看護師の問いに頷く。
「面会したいのですが、相手の名前が解らないのです」
キャラに合わない丁寧な口調で言う。
「はい?」
まぁ、流石にげげんな顔はされるか。
「多分、十五歳前後の女の子で、名前はユウキと言うのですが」
「ここには沢山の入院患者さんがいらっしゃいますから、それだけでは判りませんよ」
と、そこに明日奈が言う。
「ええと……ここで試験中のメディキュボイドを使ってる方だと思うんですが」
「患者さんのプライバシーに関しては……」
と、その時、カウンター奥に居た年配の看護師が顔をあげると、此方の顔をじっと見た。次いで、俺達の相手をしていて看護師に耳打ちをする。
看護師はパチパチと瞬きをし、再び俺達に向き直ってから、先程とは違う口調で言った。
「失礼ですが、お名前は?」
「黒鉄翔夜
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