暁 〜小説投稿サイト〜
転生赤龍帝のマフィアな生活
番外編:俺の…子供だと?
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やたら久しぶりに感じる休日の昼下がり、俺は一枚の手紙を眺めながら
頭を悩ませていた。

「何だって、父さんからの手紙は毎度こうも面倒くさそうなものなんだよ……
 この爆弾、嫌な予感しかしねえんだが……」

そう呟きながら手紙と一緒に送られてきた丸くて黒い物体―――爆弾の山に目をやる。
どう考えても父さんは愉快犯だろ。
絶対この爆弾で何か俺にとって厄介事が起こるのを見通して送って来てやがる。

大きくため息をつきながら再び手紙に目を戻し、爆弾についての説明を読む。

『今回、一誠に送った爆弾は“子作り爆弾”と言って、この爆弾の爆発に巻き込まれた男女の間に出来ると予測される子供を一時間程呼び出すと言う代物だよ』

あのクソジジイ…!予想の斜め上を行ったとんでもない物を送ってきやがった。
大体、こんなものを俺に送りつけて何がしてえんだ?
どうせ碌でもないことだろうと思いながらも手紙を読み進める。

『一誠は中々奥手だから女の子が周りに居るだけだと進展がないと思ってね。お節介だと思うけど送らせてもらったよ。早く孫の顔が見たくてしょうがない父さんの気持ちを分かってくれ。母さんも楽しみにしてるからそこら辺の気持ちを汲み取って欲しい』

「知るかあああああっ!!!」

憤怒の雄叫びを上げながら手紙を引きちぎる。
ふざけんな!孫ぐらいもう少し待ちやがれ!!
大体、現役高校生の息子に堂々と子作りを催促してんじゃねえよ!
第一、俺にはそういった相手はいねえよ!
……許嫁はいるが、命令に従うつもりはねえからな!!

「イッセーさん、どうしたんですか? 何だか凄い叫び声が聞こえてきましたけど」
「アーシアか……悪いな、少し叫びたくなっただけだ。それだけだ」
「そうですか……もし悩みがあるならいつでも言ってくださいね」

俺の叫び声を聞きつけ、部屋に駆け込んできたアーシアにそう返すと
アーシアは笑顔でそう言ってくれた。……やっぱ、アーシアは優しすぎる程に、優しい奴だな。
碌でもねえ奴に騙されそうで怖えな……まあ、俺がそう言った奴らは排除してやるがな。
俺がボスである以上はファミリーには施しを与えてやる。それがボスの使命だ。

「あれ? イッセーさん、その丸くて黒い物はなんですか?」
「待て、アーシア! それに近づくな!!」

アーシアが『子作り爆弾』に興味を持って近づこうとしているのを慌てて止める。
が、こう言った時に限ってアーシアはその属性をいかんなく発揮する。
要するにだ―――

「へ? わ、わかりまし―――きゃっ!?」
「何でてめえは何もないとこで転ぶんだよ!?」

いつもの様に何もない所で転んで狙っていたかのように他から離されていた
『子作り爆弾』の上にダイブだ。
ついでに近
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