暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
九校戦三日目(1)×事故前後と治療後の面会
[1/7]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
九校戦三日目。男女ピラーズ・ブレイクと男女バトル・ボードの各決勝が行われるこの三日目くらいで、そろそろ無頭竜からの妨害行為が始まると思いながら考えていたけどね。服部は男子第一レース、渡辺先輩が女子第二レース、千代田先輩が女子第一試合で十文字会頭が男子第三試合のようだな。俺は今蒼い翼だけが入れる専用の会議室にいた。しばらくすると蒼太と桜花、結衣、沙紀が来たのだった。

「お呼びでございますか一真様」

「うむ。そろそろ奴らからの妨害が来る可能性が高い、無頭竜の妨害により一高の三連覇をな」

「やはりそうですか、そう言うと思って九校戦の過去データをもらってきました。これは蒼い翼の者からの情報です」

ご苦労と言いながら記録媒体をパソコンに入れると、過去のバトル・ボードのが出てきた。これは去年の決勝リーグの時のようで、渡辺先輩と七高の選手がいた。そして同じタイムだとするならと思ったら未来予知が発動したのか、目だけが金色になった。蒼太達は来たかと思ってそのまま静観した後に、目を閉じてしばらく考えていたが俺は指示を出した。

「恐らく渡辺先輩と七高の生徒をリタイアさせるつもりだろうな、俺は水中にいる。それも水術で水と同化させるから、息するのは問題ない。事故が起こるところで俺は水中で待機しとくから、蒼太は深雪達のところにいてくれ。桜花達は医療班として待機だ」

「分かりました、それでは指示通りに動きます」

敬礼をした後に、行動を開始した後に俺は女子バトル・ボードの会場に行き、渡辺先輩のレース前になると俺は風術で俺を視認しなくなるようにしてからレースの水中に潜った。水と同化する事で、酸素補給せずに長時間水中に居られる事が出来るし真上から見られようとしても光の反射で床と同じ色にしているから問題ない。さて渡辺先輩のレースになるまでは、水の精霊王ガッドと話していた。最近神界に来てないとか召喚してもらえないとか、あとは深夜達ばかりズルいとかだったがこの大会が終われば召喚してやるさと言ってやった。そしてレース始まる直前になってから、蒼太は指示通りに動いてもらい蒼い翼のところには医療班待機として桜花達がいた。ストレッチャーや検査器具を持ってな。

「あれ?一真さんはどうされたのですか」

「一真様は別件で近くにおります、私がここに来たのは何かあった時に落ち着くようにと」

『やはりお兄様は水中にいるんですね?』

『その通りでございます。服装はいつもの戦闘服にサングラスをかけている状態なので、会場内やテレビで見ている人達でも一真様だという事はバレません』

『無頭竜がそろそろ妨害してくるからですか?』

『はい。過去のデータと今を照らし合わせるとそろそろかと』

俺と深雪様での脳量子波で密談をしていたが、やはり深雪様も分かって
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ