暁 〜小説投稿サイト〜
『雨詩』
『大阪』

[2]次話

初めての雨の記憶
僕は嬉しくて
恥ずかしくて
傘をさして
おとなしく
歩いてた
貴男の隣を
てくてくと
そして
そっと隣を
見上げると
優しい笑顔
貴男は歌い
僕も歌った
嬉しくて楽しくて
幸せな瞬間だった
貴男との雨の日は
僕の大切な思い出
いつからか
哀しい思い出に
なってしまったけど
それでも ずっとずっと
大切な大切な思い出
貴男と僕の雨の日
大阪での大切な雨の日
一生消えない想い出
貴男は僕が一生
愛する唯一の父...



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