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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第5話:馬鹿と鋏は使い様……いや、技術の優良利用
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ゃぁお前(リュカ)の周囲じゃ使用不能じゃないのか?」と毒舌を振りまいたんですが、「じゃぁキサマ(ヘンリー)にもその血が流れてるな」と返され絶句。
まだまだリュカさんには適わないのでしょうね(笑)

「しかし……既にこのアイテムが存在してるって事は、随分と以前からリュカはマスタードラゴン様にアイデアを出しておいたのだろうなぁ。そんな素振りは全然感じなかったが……ポピーは何か聞いてたか?」

「お義父様、私はもうグランバニアの者ではありませんよ。父はああ見えて、その辺のメリハリをキチッと区別してますから、部外者に重要機密を漏らす事なんてございません! 娘の私だって先程この技術を目の当たりにしたばかりです」

「そ、そうか……アイツは直ぐに自慢してくる様な人間だと思ってたから……すまんな」
「自慢などしてきません。あの人()がしてくるのは、特定の情報を与え、その情報に対し如何なる反応を示したかを探る行為です。めったやたらに自慢してるのではなく、相手の事を推し量ろうとしてるんです。お義父様は私の父を、そんな底の浅い男だと思ってたんですか? ブッ殺しますよ?」

「ご、ごめんなさい……」
ちょくちょく実家へ出入りしてる義娘なので、何らかの情報を持ってたのではと気にする兄さんに、満面の笑顔で脅し返すポピーさん。
その笑顔が美しすぎて本当に怖い。

「とは言え、これがあれば緊急時に重宝しますね」
私は話を変えるべく、MH(マジックフォン)を手に取り皆を見回す。
兄さんはマリア義姉と頷き合い、コリンズ君もポピーさんと手を繋ぎ頷く。

「このメイン機は城に設置するとして、サブ機は誰に所持させようか?」
「3台あるのだし、先ず1台はデール陛下よね」
「私ですか? ……そうですね、解りました」

兄さんの問いかけにポピーさんが素早く答える。
そして当然の様に私が1台所持する事に……
基本的に私は外遊等で国を離れる事が少ない(殆ど無い)為、メイン機が側にあれば必要ないと思うのだが……

「もう1台はお義父様よね。国内外へ出かける事が多いのだから……」
「そうだな。となると最後の1台はポピーが持つべきだろう。お前はルーラを使えるのだから、もしもの時は連絡を取り合って活用できる」

「では各自、MH(マジックフォン)の使い方を憶えておく様にな」
兄さんの指示に私を含め皆頷いた。
これで明日から忙しくなる。

グランバニアとの通信手段を手に入れたのだから、今回の貨幣一新案以外でも連絡を取り合わねばならない。
明日はグランバニアで朝食を戴いて直ぐに、ポピーさんのルーラで帰国だ。
ゆっくり休めるのは今晩が最後かな(笑)

デールSIDE END



(グランバニア城)
アルルSIDE

「じ
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